東京・六本木ヒルズ。その象徴的なランドマークの一画にそびえ立つ「グランド ハイアット 東京」は、世界中のビジネスエグゼクティブやトラベラーを魅了し続けるアーバンリゾートだ。映画館やショッピングエリア、オフィスが集積する六本木ヒルズに直結しながら、館内に一歩足を踏み入れれば、喧騒を忘れる落ち着いた時間が流れる。
アートと天然素材が織りなす“都会の温もり”

ホテル全体には約200点のアートピースが展示され、スタイリッシュでコンテンポラリーな空間の随所に創造的な息吹を感じる。上質な天然素材をふんだんに用いたインテリアは、モダンでありながらもどこか温かみがあり、ゲストをやさしく包み込む。ダイナミックさやグローバル感をコンセプトとし、洗練されたデザインの中に心地よい寛ぎが共存している。
美食の世界が広がる10のレストラン&バー

鉄板焼 けやき坂
館内には、和・洋・中のジャンルを超えた10のレストラン&バーを展開。旬の食材を活かした鉄板焼や、季節の魚介を堪能できる寿司、洗練されたフレンチ、重厚なステーキハウスまで、多彩なグルメシーンが揃う。夜にはジャズラウンジでライブパフォーマンスが開催され、音楽とともに上質な一夜を演出する。
東京を象徴するラグジュアリーステイ

銀座や霞ヶ関など、東京の主要エリアへのアクセスも抜群。ビジネスにも観光にも理想的なロケーションでありながら、グランド ハイアット 東京は“もう一つの東京”を体験できる場所として存在している。国際都市・東京の洗練と、ホテルならではの温もりが共鳴している。
深紅に染まる空間で味わう、四大中国料理の真髄

六本木ヒルズに佇むグランド ハイアット 東京。その中でもひときわ存在感を放つのが、中国料理レストラン「チャイナルーム(Chinaroom)」。深紅をテーマにしたスタイリッシュな空間で、北京・四川・上海・広東という中国四大料理のエッセンスを余すことなく堪能できる。
中国四大料理が一堂に会する贅沢

「チャイナルーム」では、中国各地の食文化に根ざした伝統の技法を大切にしながら、素材の持ち味を最大限に引き出すモダンなアプローチが光る。毎朝豊洲から届く新鮮な魚介を、店内の水槽から取り出して調理するというライブ感も魅力のひとつ。広東料理の繊細な蒸し物から、四川料理のスパイシーな一皿、北京ダック、上海料理まで、ダイナミックで香り高い逸品が揃う。丁寧に仕上げられた味はどれも確かな技術に裏打ちされており、記憶に残る美食体験を約束する。
トニー・チーが手がけた、邸宅のようなモダンチャイニーズ空間

インテリアデザインを担当したのは、世界的デザイナーのトニー・チー。深紅を基調とした空間は、まるで邸宅のダイニングに招かれたような親密さを感じさせる。都会的で洗練された雰囲気の中に、東洋のエレガンスが息づく。
赤いライトが印象的なメインダイニングのほか、ビジネスディナーからプライベートな会食まで対応できる3つの個室を完備。結納や顔合わせ、祝いの席にふさわしい特別コースも用意されている。
シーンに合わせて選べる3つの個室
・ライブラリー ルーム(最大30名)

書架を備えた落ち着きある空間で、ガラス越しにメインダイニングを望むシックなデザイン。
・レッド(最大20名)

自然光が差し込む明るい空間。BANG & OLUFSEN製オーディオを備え、音楽とともに食事を楽しめる。
・ブラック アンド ホワイト(6名)
ベンチシートスタイルの小さな個室で、家族や友人との会食に最適。
秋の風物詩「上海蟹」をつかった贅沢なディナーコース:
六本木のホテル、グランド ハイアット 東京の中国料理「チャイナルーム」では、中国で秋の味覚の代表格として名高い上海蟹を、点心やスープ、〆のお料理まで贅沢につかったディナーコースが登場。2025年10月7日(火)~ 12月22日(月)のディナータイムに提供する同コースを賞味しました。
・前菜五種盛り合わせ

中央:紹興酒漬けの海老、左上:黒酢風味のクラゲ、右上:ザーサイ、左下:ピリ辛ソースの牛タン、右下:葱生姜ソースの鶏肉
紹興酒漬けの海老、黒酢風味のクラゲ、ピリ辛ソースの牛タン、ザーサイ、葱生姜ソースの鶏肉の五品が提供されました。秋の味覚・上海蟹をテーマにした贅沢なディナーコース。その幕開けを飾るのが、色彩も華やかな「前菜五種盛り合わせ」。ひと口ごとに異なる食感と香りが広がり、チャイナルームが誇る繊細な調理技と美的センスが一皿に凝縮されている。
中でも特筆すべきは、紹興酒漬けの海老。透明感のある身はほどよく締まり、口に含むと紹興酒のまろやかな香りがふわりと広がる。海老そのものの甘みと、熟成酒のコクが見事に調和し、上品で奥行きのある味わいに仕上がっている。

紹興酒漬けの海老
紹興酒のアルコール分がやや抜けた穏やかな風味が、前菜としての役割をしっかりと果たし、これから始まるコースへの期待を高めてくれる。
黒酢風味のクラゲは、コリコリとした歯触りと黒酢の酸味が絶妙で、食欲を呼び覚ますスターター。ピリ辛ソースの牛タンは、しっとりとした肉質に豆板醤ベースの辛味がアクセントを添える。

黒酢風味のクラゲ
どの一品も単独で完成された料理ながら、五種が揃うことで味の流れが生まれ、まるで一つの物語を紡ぐような構成になっている。
・上海蟹入り小籠包

秋の味覚・上海蟹の魅力を最も繊細に表現した一皿が「上海蟹入り小籠包」だ。点心師が一つひとつ丹精込めて包み上げる小籠包は、透き通るように薄い皮の中に、旨味を凝縮したスープと蟹の風味をたっぷりと閉じ込めている。熱々のスープが口いっぱいに広がり、上海蟹の濃厚な旨味とコラーゲンたっぷりのスープのまろやかさが見事に調和する。
・上海蟹のコラーゲンスープ ツバメの巣添え

秋の味覚・上海蟹の魅力を余すところなく引き出した「上海蟹のコラーゲンスープ ツバメの巣添え」は、ひときわ印象に残る逸品。黄金色に輝くスープは、丁寧に抽出された蟹の旨味と濃厚なコラーゲンが溶け合い、ひと口飲むごとに身体の奥から温まるような深い滋味が広がる。スープのベースは、上海蟹の蟹味噌と身を贅沢に使い、とろみのある口当たりの中に、蟹の甘みと香ばしさ、そしてほんのりとした海の余韻が感じられる。
別皿で提供されるツバメの巣をスープに加えると、全体の印象がさらに華やかに変化する。繊細な食感が滑らかなスープに溶け込み、食感の対比が心地よいアクセントに。美容効果も高いとされるこの組み合わせは、女性ゲストに嬉しいご褒美の一杯。
香り高く、味わい深く、後味がやさしい。そんな理想的なバランスを実現しているのは、食材の選定と火加減への細やかなこだわりゆえ。チャイナルームの料理哲学 “素材の持ち味を最大限に生かす” コンセプトが凝縮されています。

紹興酒は上海蟹との相性が抜群
・釜焼き北京ダック

中国料理の華ともいえる「北京ダック」。グランド ハイアット 東京「チャイナルーム」では、伝統技法に忠実でありながらも現代的な洗練を加えた“釜焼き北京ダック”を提供している。
使用するのは、自然豊かな環境で平飼いされた上質なアヒル。脂ののりがよく、皮そのものに旨味があるため、焼き上がりの香ばしさと甘みが格別だ。今回提供されたのは、そのうち八分の一サイズ。それでも十分な存在感を放つ一皿。
アヒルは下味を丁寧に施した後、専用の釜で約90分間じっくりと焼き上げる。余分な脂をしっかりと落とし、表面は美しい飴色に。パリッとした皮を噛むと、芳ばしい香りとともに、ほんのりとした甘みと肉の旨味が広がります。
・上海蟹味噌のせ真鯛の蒸し物

秋の味覚・上海蟹の魅力を贅沢に堪能できるディナーコースの中盤を飾るのが、「上海蟹味噌の真鯛の蒸し物」。今回は真鯛を使用し、しっとりとした身質と上品な旨味が絶妙に生かされている。
皿の中央にはふっくらと蒸し上げられた真鯛が鎮座し、その上には鮮やかな黄金色の上海蟹味噌ソースがたっぷりと。蒸し上がった真鯛は驚くほど柔らかく、箸を入れた瞬間にほろりとほどける。その淡白で繊細な味わいに、上海蟹味噌の濃厚なコクと香りが重なり、ひと口ごとに深い余韻を残す。
特筆すべきは、皿全体を包み込むように注がれた上海蟹をふんだんに使った特製スープ。とろみのあるスープには蟹の旨味が凝縮され、魚の味を引き立てながらも一体化するかのように調和している。
・肉料理(三種類よりチョイス)

中上:スパイシーチキン 唐辛子とピーナッツ和え、左下:牛ヒレ肉のブラックペッパー炒め 海苔パウダー添え、右下:豚ロースの黒酢炒め
肉料理は三種から選ぶスタイルで「牛ヒレ肉のブラックペッパー炒め 海苔パウダー添え」「豚ロースの黒酢炒め」「スパイシーチキン 唐辛子とピーナッツ和え」が提供されました。
「スパイシーチキン 唐辛子とピーナッツ和え」は、四川料理の要素を感じさせる、香ばしくスパイシーな一皿。鶏もも肉を使用し、外は香ばしく中はしっとりとジューシーに仕上げられています。唐辛子の辛み、山椒の痺れ、そしてピーナッツの香ばしさが三位一体となり、“お酒を呼ぶ味”に。

スパイシーチキン 唐辛子とピーナッツ和え
「豚ロースの黒酢炒め」は、豚ロースを一本丸ごと揚げるという大胆なアプローチが印象的。外側はカリッと香ばしく、中は肉厚でしっとり。そこに濃厚で芳醇な鎮江黒酢(ちんこうくろず)のソースをまとわせることで、甘酸っぱさとコクのバランスが絶妙に整えられています。

豚ロースの黒酢炒め
黒酢の深みのある酸味が、脂の甘みをすっきりと引き締め、後味を軽やかに。
見た目の迫力に反して、味わいは繊細で上品。重厚なロース肉を、モダンチャイニーズとして再構築した完成度の高い一品です。
特筆すべきは、「牛ヒレ肉のブラックペッパー炒め 海苔パウダー添え」。「パーク ハイアット 上海」総料理長・ヤン ヨン氏によるシグネチャーディッシュを再現した逸品。ヤン氏は中国料理協会より「2018年の料理人ベスト10」に選出された名匠で、伝統技法と新しい発想を融合させることで知られています。

牛ヒレ肉のブラックペッパー炒め 海苔パウダー添え
柔らかい牛ヒレ肉にまとうのは、サクサクとした衣。ひと口噛むと外は香ばしく、中は驚くほどジューシーで、ブラックペッパーの刺激がふわりと鼻を抜けます。さらに、仕上げにふりかけられた海苔パウダーが絶妙な塩味と旨味を添え、他では味わえない深みを演出。上にトッピングされたフライドガーリックが香りと食感のアクセントとなり、料理全体を力強くまとめています。クラシックな中国料理でありながら、アートのような完成度を感じる一皿です。
・上海蟹味噌入り炒飯

秋の味覚「上海蟹」の濃厚な味噌を贅沢に使った炒飯。
塩味は控えめながら、蟹味噌由来の濃厚なコクと旨味が全体を支配。味噌のまろやかさが卵の甘みと調和し、ひと口ごとに“濃厚なのに重たくない”余韻を残します。蟹の風味が後を引く、シンプルながらも非常に完成度の高い味わいが楽しめます。
・デザート盛り合わせ

中上:マンゴープリン、左下:タピオカミルク、右下:杏仁豆腐
デザートは「杏仁豆腐」「タピオカミルク」「マンゴープリン」の三種が提供。
杏仁豆腐は、まろやかで滑らかな口当たりが印象的。マンゴープリンは、濃厚で甘いマンゴーの風味が前面に出たプリン。とろける舌触りとフルーティーな香りが、デザートの締めくくりとして爽やかさを与えます。甘さ控えめで、果実本来の香りと味わいを活かした上品な味付けが秀逸。

■チャイナルーム(6階 中国料理)

広東・北京・上海・四川の中国四大料理の代表的な料理や本格的な飲茶をお召し上がりいただけるチャイニーズレストラン。
厳選された野菜や肉類や市場から仕入れる新鮮な魚介のおいしさを最大限に引き出す。仕入れからこだわった新鮮な野菜や肉類、魚介類を、おいしく美しく演出し、本格中国料理に仕上げていきます。飲茶や北京ダックをはじめ、 ランチとディナーともに豊富なメニューをご用意。ビジネスシーンや特別な日に特別な空間で、本格的な中国料理をご堪能ください。
営業時間
【ランチ】
平日 11:30 – 14:30
土日祝 11:30 – 15:00
【ディナー】
17:30 – 20:30
座席 93席
個室 3室

■グランド ハイアット 東京

ダイナミックなライフスタイル デスティネーションホテルとして、最先端のグローバルな文化都市、東京・六本木のビジネスや文化、ファッションが集まる国際文化都心がコンセプトの「六本木ヒルズ」に位置します。2003年の開業以来、一流のホスピタリティーを格付けする世界有数のトラベルガイド「フォーブス トラベルガイド」にて2025年までの9年連続で4つ星を獲得し、米国の権威ある旅行誌「トラベル+レジャー」では、2018年より7年連続で東京のベストホテルの1つに選出されるなど、数々の高い評価を得ています。
ゲストルームは、厳選された天然素材をつかい、コンテンポラリーなデザインながらも温もりあふれるレジデンスのような雰囲気の全387室をご用意し、都内で唯一のプライベートプールを備えたプレジデンシャル スイートをはじめとする28室のスイートを有します。館内には独創的な10のレストラン&バーのほか、最新の機器を導入した2,800㎡の宴会施設、会員および宿泊ゲストのみが利用できるスパ&フィットネスなどを設け、豊富なオプションを提案します。ドラマチックな建築と大胆で活気に満ちたデザインが織りなす空間では、卓越したサービスだけではなく細部にこだわったさまざまな体験を提供し、お客様が過ごすひとときを色鮮やかに演出しています。グランド ハイアット 東京の最新情報はtokyo.grand.hyatt.jpをご覧ください。


