ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ(東京都港区海岸 1丁目16番2号)は、本年2025年9月1日に開業30周年を迎えます。開業30周年を迎えるにあたり、30周年プロモーションのテーマ「Stay Beautiful , Stay Heartful」のもと、30周年記念プロモーションを多数実施。
ホテル開業30周年のプロモーションの象徴としてロゴが制作されており、東京都の鳥として指定されている「ユリカモメ」が飛来してくる竹芝エリアに建つホテルのロケーションと、この先の未来もホテルが大きく羽ばたけるよう願いを込めて表現。結婚30年を真珠婚式と呼ばれることから着想を得たパールを模した色味と、ホテルの外観を線で表現したスタイリッシュにデザインされています。
ホテル インターコンチネンタル 東京ベイでレインボーブリッジなどの東京湾岸夜景が堪能できる至福のレストランが「マンハッタン」。ダイニングエリアでは〈N.Y.グリルフレンチ〉のコーススタイル、テラスエリアでは〈シャンパンバー〉と2つのハイセンスなエリアが用意されています。昼間の時間帯はランチとアフタヌーンティー、ディナーでは旬の野菜や食材を使った色鮮やかなテリーヌや熟成牛などのグリルフレンチが堪能できます。
ファーストディッシュの「カラフル・アート・テリーヌ」から始まるニューヨークグリル・フレンチが楽しめる「レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタン」を訪問しました。
1772年にフランスのランスで創業された「ヴーヴ・クリコ」のシャンパーニュ・フェアが開催されていました。シャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ」は、200年以上変わらず高品質なシャンパーニュを生み出す「ラグジュアリーブランド」として、「ソレール=太陽のように輝くブランド」を掲げ、その象徴的な“イエロー”カラーを通し、「夢」「希望」「喜び」に溢れた美しいライフスタイルを提案しています。
同フロア6階にチャペルが設けられており、「マンハッタン」は週末祝日はパーティー会場としても利用されています。
シャンバンバーが併設されているだけあって、「キュベ ドンペリニヨン」など高級シャンパーニュがボトルで多数用意されていました。
「レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタン」は、フランス料理の伝統的な技法と料理長が厳選した食材を使い、日本国内の素材をアレンジした「ニューヨークグリル・フレンチ」を特徴としています。フランス料理をベースに、本場ニューヨークのグリル料理の文化「熟成」を取り入れた新しいスタイルが堪能できます。
目の前には雄大な「レインボーブリッジ」の夜景が感動的な「マンハッタン」で同レストランを代表するコース「デギュスタシオン(Degustation)」を体験しました。
■Degustation コース
・Le Caviar
caviar and melba toast
キャヴィア メルバトースト
1皿目にとして目の前に飛び込んできたのは、黒真珠のように艶やかなキャヴィアの粒。
薄く香ばしく焼き上げられたメルバトーストは、サクッとした軽い口当たりが良好。キャヴィアの柔らかな粒感とメルバトーストの軽快な口当たりが絶妙なコントラストを生み出し、シャンパンとのペアリングが楽しめる逸品です。
・La Terrine
Horse mackerel and seasonal vegetables Colorful Art Terrine
真鯵と旬の野菜を閉じ込めた カラフル・アート・テリーヌ
料理長自慢のアペタイザー(前菜)として、彩り豊かなパプリカ2種、人参、インゲン、万能ネギなどの夏野菜を使い、美味しく、見た目にも鮮やかな「カラフル・アート・テリーヌ」が運ばれてきました。
“旬の野菜達の宝石箱”と銘打った「カラフル・アート・テリーヌ」は、10種類以上の野菜を中心とした色鮮やかな具材を用い、今までにない“新感覚テリーヌ”となっており、同レストランのスペシャリティとして愛されています。季節によって具材が代わり、2ヵ月に一度メニューが更新されます。
鮮やかな彩りの旬野菜による断面は、まさに目で愉しませるアート。
インゲンのシャキシャキ感が食感にリズムを与え、万能ネギが最後にふわっと香り立ち、味わいを引き締めてくれます。重たくなりがちなテリーヌを軽やかに仕上げている点も好印象で、フレンチ・アペタイザーの王道とも言える一皿。
・Le Parfum
Foie gras with Truffle and consomme
フォアグラポワレ トリュフ香るコンソメと共に
運ばれてきた瞬間、透き通ったコンソメスープの表面に、ふわりと立ち上る芳醇なトリュフの香り。心地よい香気が眼前に広がる。中央には、絶妙な火入れでポワレされたフォアグラが置かれています。ハンガリー産フォアグラのポワレをひと口、口に含むと、フォアグラ特有の濃厚な香りがふわりと広がり、続いて舌の上でとろけるような食感が押し寄せてくる。
黄金色のコンソメスープの上品な塩味とトリュフの香りがそれを見事に引き立てます。フォアグラのコクとスープの深み、トリュフの芳香が三位一体となって、ひと皿の中で贅沢なハーモニーを奏でる。香りと旨味の芸術品として、食べるごとに五臓六腑にじんわりと至福感が染みわたります。パンは胡桃と全粒粉の2種類が提供され、一緒にサーブされる手作りの「抹茶バター」とのマリアージュも最高でした。
・L`Ormeau
Lightly sauteed abalone
蝦夷アワビのミキュイ
100グラムほどの小ぶりな蝦夷アワビに絶妙な火入れが施されたミキュイが運ばれてきました。
蝦夷アワビに寄り添うのは、3種の茸――マッシュルームの芳醇さ、ヒラタケのしっかりとした歯応え、そしてハナビラタケの繊細な食感。それぞれが個性を放ちつつ、一体感を持って蝦夷アワビを引き立てています。素材のポテンシャルを最大限に引き出した絶妙な一口を悦楽。
忘れられないのがアンチョビソース。控えめながら確かな塩気と旨味が全体を引き締め、アワビの甘みや茸の香りをぐっと引き立ててくれる。
・Le Homard
Steamed poiret lobster, American sauce
カナダ産オマール海老のポワレ アメリケーヌソース
皿の中央に堂々と鎮座するのは、夕方に締められたカナダ産オマール海老のポワレ。身はふっくらと弾力がありながら、歯を入れた瞬間にホロリとほぐれる。その食感は、まさに極上。一口食べると、口いっぱいに広がるのは、オマール特有の上品な甘み。締めのタイミングを見極めた職人の技が、この一皿に凝縮されている。カナダ産オマール海老は、マンハッタンでは夕方に締めたものを調理しています。夕方に締めることにより食感と甘味が最大限に引き上げられます。
オマールの下には、春の訪れを感じさせる空豆のフランセーズ。通常はグリンピースでつくるこのフレンチクラシックを、村上誼料理長が空豆でアレンジ。豆のほのかな苦みと甘みが、オマールの旨味を見事に引き立ててくれます。
付け合わせには、ウドのフリットと菜の花。ウドの軽やかな苦味と菜の花のシャープな香りが、甲殻類のリッチな風味にアクセントを加える。繊細かつ大胆な合わせ技で、五感すべてに訴えかけてくる、珠玉の逸品。
・Le WAGYU
Grilled AKAUSHI beef loin (From KUMAMOTO)
熊本県産阿蘇のあか牛ロース ポルトルージュソース
和牛の中でも脂肪分が少なくヘルシーな熊本県産阿蘇のあか牛赤身肉を厳選。とろけるような霜降りとはまったく違い、かみしめる食感と肉の旨さを味わえるあか牛を香ばしく焼き上げた珠玉の一皿。阿蘇のあか牛を「ダブル熟成」しているのは、「マンハッタン」だけのこだわり。同店のみのスペシャリティとなります。
氷温熟成期間が21日。その後、専用の熟成庫で5週間ほど乾燥熟成“ドライエイジング”させるというこだわりよう。肉を柔らかくする「ウェット+ドライの熟成法」により、約2ヵ月ほどじっくりとダブル熟成させています。中はしっとりとした食感で、噛むごとに肉の深みと旨味が堪能できます。ソースは、赤ポルト酒をベースとしてポルトルージュソース。通常の赤ワインソースとは違った渋味と甘味、ほのかな香りを特徴としています。
脂肪交雑の度合いが少ないあか毛和牛は、日本では現在、20,000頭少々しか育てられておらず、非常に貴重です。脂に頼らない真の肉の旨さを堪能できる、贅沢かつ上品な一皿。火入れ、ダブル熟成、ソース——すべてにおいて一切の妥協がなく、「マンハッタン」ならではのスペシャリテとしてふさわしい完成度。あか牛の真価を知りたい方に、一度味わっていただきたい逸品です。
・Avant Dessert
エルダーフラワーのジュレ 爽やかな柑橘とともに
メインディッシュの余韻をほんのり残しつつ、デザートへと向かう“橋渡し”“口直し”として登場したのがエルダーフラワーのジュレ。
透明感のあるエルダーフラワーのジュレが、淡く煌めきながら器にそっと横たわっている姿に心が和みます。口に含んだ瞬間、清涼感が舌に残った油分や塩味をすっと洗い流してくれます。
・Grand Dessert
クレームダンジュ 季節の果実を添えて
口に運んだ瞬間、ふわりとほどけるクレームダンジュ。まるで雲を食べているかのような軽やかさと、ほんのり甘くやさしい酸味が広がります。
さらに彩りと爽やかさを添えるのが、今が旬のアメリカンチェリー・イタリアンベリー・白ワインのジュレ。果実の芳醇さとワインの華やかさが、デザート全体に軽やかな余韻をもたらします。最後にふりかけられた苺のパウダーが、甘酸っぱいアクセントに。ビジュアルにも春らしい華やかさが加わった素敵なデザートです。
・Mignardise
カヌレ
カヌレは、フランス・ボルドー地方発祥の焼き菓子で、正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー」です。ひと口かじると、まず香ばしいカラメルのような風味が広がります外はカリッ、中はもっちり——この絶妙なコントラストを堪能。
食後はコーヒーかHerb&Teaが選択できるようになっており、爽やかな香りで心をリフレッシュさせてくれるミントティーを選択。
マンハッタンでは、ノンアルコールの「モクテル」の提供に力を入れています。バーテンダーこだわりのオリジナリティ溢れる見た目と、個性ある味わいのモクテル「ピンクグレープモーニ」を注文しました。
グラスの上にふんわりと乗った綿あめのインパクトが抜群。まるで雲が浮かんでいるかのようなビジュアルで、まさに“映える”一杯です。「ピンクグレープモーニ」は、飲む人の好みに合わせて味の変化を楽しめるインタラクティブなモクテルとなっており、綿あめを加える前と後で二度楽しめる魅力があります。
透き通ったピンク色のドリンクは爽やかで清潔感があり、見ているだけで気分が高まります。見た目も華やかで、女子会や特別な機会にぴったり。トニックウォーター特有のほのかな苦味に、ピンクグレープフルーツの爽やかな柑橘香が重なり、爽やかでキリッとした味わいが楽しめます。
窓側の席でオーシャンビュー、レインボーブリッジの夜景が素晴らしく、とても贅沢な時間を過ごさせていただきました。ラグジュアリーな雰囲気の中、隣の席との間隔も広く、ゆったりと居心地良く過ごせます。
テラスからの眺めは絶景ですので、ダイニングスペースで食べられる方もスタッフさんにお声がけして、眺めに行くのも一興です。
■レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタン
料理長:村上 誼(ムラカミ ヨシミ)
感動の絶景と料理のマリアージュ
お客様に喜んでいただくことを一番に考え、味、彩り、コースのバランスを考えながら、ここでしか味わえない料理の創作と提供することを常に心がけております。ダイニングでは旬の素材をアレンジし見た目も楽しんでいただけるグリルフレンチを、テラスエリアではシャンパンに合うフレンチオードブルやアラカルトでバータイムを演出します。
東京湾を一望する比類なきロケーションで、五感でお楽しみいただける料理とともに非日常のひとときをお過ごしください。
2013年4月日本大学 生物資源科学部 食品生命学科卒業後、ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ 入社
ブッフェレストラン「シェフズ ライブ キッチン」に配属。
2015年フレンチレストラン ラ・プロヴァンスに異動、フレンチの基礎を学ぶ。
2019年レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタンに異動
2023年9月同レストランの料理長に就任。
『感動の絶景と料理のマリアージュ』お客様に喜んでいただくことを一番に考え、味、彩り、コースのバランスを考えながら、ここでしか味わえない料理の創作と提供することを常に心がけている。ダイニングでは旬の素材をアレンジし見た目も楽しんでいただけるグリルフレンチを、テラスエリアではシャンパンに合うフレンチオードブルやアラカルトでバータイムを演出。東京湾を一望する比類なきロケーションで、五感で楽しめる料理とともに非日常のひとときを届けている。
■ニューヨークグリル・フレンチ
レインボーブリッジビューダイニング&シャンパンバー マンハッタン(6F)
東京リゾートの夜景を臨むロケーションで「N.Y.グリルフレンチ」を堪能
ルーフトップ・シャンパンバーで至福のひと時を
レインボーブリッジなどの東京湾岸夜景をお楽しみいただけるレストラン。
ダイニングエリアでは〈N.Y.グリルフレンチ〉のコーススタイル、テラスエリアでは〈シャンパンバー〉と2つのハイセンスなエリアをご用意しております。
フランス料理をベースに、本場ニューヨークのグリル料理の文化「熟成」を取り入れた新しいスタイルをお楽しみください。
また、昼間の時間帯はランチとアフタヌーンティー、ディナーでは旬野菜や食材を使った色鮮やかなテリーヌや熟成牛などのグリルフレンチをご堪能いただけます。
住所:
東京都港区海岸1-16-2 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ6F
アクセス;
新交通ゆりかもめ「竹芝駅」直結、JRほか「浜松町駅」より徒歩8分、都営地下鉄「大門駅」より徒歩10分もしくはシャトルバスもあり
営業時間:
ランチ&アフタヌーンティー
11:30~16:30(L.O. 14:30)
ディナー:
17:30~21:00(L.O. 20:00)
お電話でのお問合せ:03-5404-2222
https://www.interconti-tokyo.com/manhattan/
■ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
世界初にして最大の国際的な高級ホテルブランドであり、世界で最もエキサイティングな地域に220以上のホテルを展開するインターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツに属する当ホテルは、豊かな歴史・伝統と、日本の精神と文化の調和が織りなすアイコニックなラグジュアリーウォーターフロントホテルです。寛ぎを追求した客室からは、夜のライトアップが美しいレインボーブリッジをはじめとする東京湾を見渡せるベイビュー、又はリトルマンハッタンと称されるビル群と豊かに流れる隅田川を臨むリバービューの景観をお楽しみいただけます。個性豊かな7つのレストラン、ラウンジ&バー、東京ベイを臨む宴会場、フィットネスルームなどを有し、様々な目的に合わせてご利用いただけます。
また、都心のビジネスエリアや銀座などのショッピングゾーン、歴史ある増上寺や浜離宮庭園、東京のシンボル「東京タワー」などの観光地、東京国際空港(羽田空港)へ好アクセスの立地にあります。
