【実食レポ】中国料理「翡翠宮」リュウ料理長 招聘 特別メニュー!《ハイアット リージェンシー 東京》

日本初の「ハイアット」ブランドホテルとして誕生したハイアット リージェンシー 東京。
東京新宿エリアに位置するハイアット リージェンシー 東京は、新宿の高層ビル群の中にありながら、緑豊かな新宿中央公園と東京都庁に隣接している。

ホテルは新宿駅西口から徒歩9分の距離にあり、ホテル二階の扉をくぐると、スワロスフキー製の3機の豪華なクリスタルシャンデリアが出迎えてくれます。

ハイアット リージェンシー 東京、44 年の歴史の中でも最大規模となる改装工事に着手しており、今年度6 月から約1年間にわたる段階的に改装工事が実施されています。2025年6月30日までに全ての工事が完了する予定となっています。

ホテルは改装工事中も営業を続けられ、ホテル開業時から営業が続けられている中国料理の名店「翡翠宮」を訪問した。中国料理「翡翠宮」では、シェフ招聘イベント第2弾として、ハイアット セントリック 上海中山公園 フランク・リュウ料理長特別メニューを2024年10月12日(土)から11月30日(土)の期間限定で提供。

ランチ・ディナー共通コースでは、塩漬け豚バラ肉のスープや豚バラ肉の煮込み、江南式和牛肉の煮込みの他、蟹肉とウニの茶碗蒸しなど9品が楽しめるコース(18,150円)と、8品のコース(12,100円)の2種のコースメニューが用意され、9品が楽しめるコースを体験しました。

翡翠宮 上海中山公園 オリジナルコース
Jade Garden Shanghai Zhongshan Park Original Course

期間 :2024年10 月12日(土)~1 月30日(土)
Period :October 12 – November 30, 2024

・海老の老酒漬け/牛モツとキュウリの生春巻き ピーナッツソース/
野菜のライスペーパー包み キャビア添え/セロリのサラダ ニンニク醬油ソース
酒香熟醉蝦/麻醬拉皮牛双拼/鱘魚籽野菜石榴包/撈汁鳳尾西芹
Marinated prawn, Chinese yellow wine dressing / Marinated beef, beef tripe, peanut paste/Vegetable, Tofu wrapped in rice paper / Celery, soy sauce, vinegar, garlic

「海老の老酒漬け」は紹興酒とブランデーによる老酒の香味が豊か。食感よい海老との相性が良好で美味。

「野菜のライスペーパー包み キャビア添え」は上に添えられたキャビアがゴージャスさを演出!

「牛モツとキュウリの生春巻き ピーナッツソース」は中に蜂の巣とキュウリを使用しており、ピーナッツソースの香ばしさが絶品。「セロリのサラダ」が中央に添えられており、程よりアクセントとして爽やさを演出。それぞれ異なった味つけで素材の持ち味を最大限に生かされたコースのエントリーとして大変魅力的な作品に仕上がっていました。

・塩漬け豚バラ肉のスープ
傳統醃篤鮮
Double-boiled soup, cured pork, bamboo shoot, bean curd sheet

上海の伝統的な手法を用い、豚バラ肉をじっくりと煮込んで作られた白湯スープが運ばれてきました。豚の旨みが溶け出したスープで、白濁色をしているのが特徴です。

豚肉は2種類使用されており、皮つきの豚肉とマリネされた塩漬け豚肉が使われています。豚肉は大変食べ応えがあり、弾力があり、しっかりとした食感が楽しめました。タケノコと結び湯葉と共にいただける素朴な優しさがあるスープは塩味が効いており至極なお味。青ねぎがアクセントとして適度に爽やかさを増幅させてくれます。

・白身魚の老酒蒸し
雞油花雕蒸鮮魚
Steamed white fish, Chinese yellow wine, soy sauce

季節の白身魚であるハタを上海特産の紹興酒と秘伝のソースで蒸し上げて作れた「白身魚の老酒蒸し」。美しい黄金色の秘伝のソースが絶品で魚の旨みと紹興酒の香り、鶏油の風味が絶妙に絡み合い柔らかく、口の中でとろけるような旨さを楽しみました。

秘伝のソースは今回コラボしている上海のフランク・リュウ料理長のレストランに行かないと味わえない大変貴重なものとなっており、コラボならではの卓抜した作品に仕上がっていました。フランク・リュウ シェフの料理人としての技量の高さが感じられる逸品でした。

・豚バラ肉の煮込み
外婆紅燒肉
Braised pork belly, quail egg

重石にかけてじっくりと作られた「豚バラ肉の煮込み」が提供されました。90分ほどの時間をかけて作られた本格的な逸品で、重石を使用する効果によりギュッとした旨味が見事に凝縮されていました。片栗粉を使用しなくても素材から出るエキスが濃厚なトロ味を熟成。

紹興酒と生姜で煮込まれた「豚バラ肉の煮込み」は口の中でとろけて美味。しっかりとした脂による力強い味わいが魅力的で温かい状態で食べていただくとより一層美味しくいただけます。コーンとウズラの卵が添えられており、豚バラ肉の煮込みとの相性が驚くほどよく、シェフのセンスの高さとアイディアの豊富さを感じさせてくれます。

・江南式和牛肉の煮込み
江南文火小牛肉
Braised wagyu, soy sauce

厳選された和牛を使用し、独自の調理法でじっくりと弱火で煮込み調理された「江南式和牛肉の煮込み」。塩味と甘さが絶妙に調和した繊細で優雅な味わいが特徴の江南風に仕上げられていました。

この日は仙台牛が使用されており、艶やかで柔らかくジューシーな仙台牛ならではの味を満喫しました。ソースはオイスターソースと金華醤油が使用されており、濃厚で食べ応えがある珠玉の一皿でした。

・蟹肉とウニの茶碗蒸し
蟹肉海胆炖蛋
Stewed egg, crab meat, sea urchin

タラバカニとウニをふんだんに使用した贅沢な中華風茶碗蒸しです。まろやかでやさしい味わいを賞味。上に自家製のお醤油が掛けれており、抜群の旨さ。

大変綺麗に仕上げられているほっこりとした一品で、お子様からお年寄りまで楽しめる素敵な心配りが感じられるひとさらでした。

・野菜の炒め物
清炒時令時蔬
Sauteed vegetables

食事前にさっぱりとしていただける「野菜の炒め物」。高級中国野菜として取り扱われる「カイラン(芥藍)」はカイランならではの独特の風味とシャキシャキとした食感が楽しめました。

さきほど茶碗蒸しで使用されていた自家製醤油が味つけされており、素材の味を際立っていました。

・海老のライススープ
蝦油泡飯
Rice soup, shrimp oil

中華風の海老のライブスープで小巻海老とバナメイ海老が使用されています。2種類の海老を揚げ、フードプロセッサーにかけて作られたライススープですが、海老が際立つ味つけが極上の旨さ。

味のベースはチキンパウダーと塩ですが、ほっこりとした至福の時が過ごせました。

・フルーツ盛り合わせ
時令水果拼盤
Fruit platter

秋のブトウ2種とメロン2種とイチゴのフルーツの盛り合わせです。新鮮でジュージなメロンが使用されており、秋を感じさせてくれる素敵なデザートでした。

ハイアット リージェンシー 東京 中国料理『翡翠宮』のモダンで開放的な雰囲気で、ハイアット セントリック 上海中山公園 フランク・リュウ料理長シェフ招聘スペシャルコースをぜひご堪能ください。

■DRINK SELECTION:

・中国茶 Chinese Tea
龍井茶(ロンジン茶)Long jing Tea

中華人民共和国杭州市特産の緑茶であるロンジン茶をいただきました。清の時代の皇帝「乾隆帝」への献上茶としても有名な、中国緑茶を代表する古くから伝わる銘柄です。

力強い味わいと優しい旨味やまろやかな甘みが特徴。素敵なクリスタルのポットに熱々のお湯を注いでいただきました。

クリスタルのポットは保温機能がついてますので熱い状態のお茶を長く楽しむことができます。

・工芸茶 Chinese Flower Tea
カーネーション仙桃 Carnation sento

ピンク色の豪華なカーネーションが広がるカーネーションの工芸茶をオーダーしました。緑茶とカーネーションがベースとなっており、丸められた茶葉はお湯を注ぐと、時折水泡を出しながらゆっくりと開きはじめ、見惚れているうち、美しい花を咲かせる“茶の芸術”です。工芸茶は、中国で1980年代に考案され、香り、見た目、味わいと三倍楽しめます。

今回いただいた工芸茶「カーネーション仙桃」は、鮮やかな真っ赤なカーネーションの花を楽しめる「心と心が通じ合う」素敵なお茶でした。

・中国ワイン Chinese Wine
白ワイン White Wine
アーティストコレクションシャルドネ
Artist Collection Chardonnay 2021 (Chateau Chanson)

中国料理店でも提供されることが珍しい中国ワインを賞味しました。「中国ボルドー」と呼ばれる中国有数のワイン産地である寧夏ヘラン山脈東麓で生産されたシャトー シャンソンの白ワインです。

パイナップルやグアバ、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツの香りがするワインで魚介料理ともよく合います。

・蘇州オリジナル紹興酒 カクテル
Suzhou Original Yellow Wine Cocktails

パークハイアット蘇州オリジナル紹興酒カクテルが翡翠宮で提供されていましたのでオーダーしました。紹興酒のカクテルですが紹興酒が苦手な方や普段飲まれない方も飲める喉越しがよいカクテルでした。紹興酒と梅酒をジンジャービアーで割ったもので爽やかで飲みやすかったです。

悪玉菌を抑制する働きのあるアミノ酸が抱負に含まれている干梅が2つカクテルの上に乗せられており、カクテルに入れて柔らかくして健康的に食することができます。

・秋のおすすめノンアルコールカクテル
Autumn Non-alcohl Cocktail Recommendations・
天満月 Amamitsuki

ノンアルコール梅酒、ノンアルコール陣、白桃ジュース、ライムジュースを使用したモクテルです。

白桃の味が楽しめる秋のモクテルでアーモンドシロップが味のアクセントとして使用されています。

■スペシャルシェフ招聘イベント第2弾 概要

期間:2024年10月12日(土)~11月30日(土)※火曜日定休
※フランク・リュウ料理長 滞在予定日/ 10月11日(金)・ 12日(土)
場所:中国料理「翡翠宮」 (1F)
料金 ・ メニュー:ランチコース8,470円、ランチ・ディナー共通コース12,100円 / 18,150円
(サービス料10%・税金込み)
※アラカルトメニュー各種もご用意しております。
提供時間:ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00)
ディナー 17:30~22:00(L.O. 21:00)

【一般の方からのご予約・お問い合わせ】
中国料理「翡翠宮」 TEL:03-3348-1234 (代表)
オンライン https://www.tablecheck.com/ja/shops/hyattregencytokyo-hisuikyu/reserve

フランク・リュウ料理長

20年以上の経歴を持つ、ハイアット セントリック 上海中山公園 Scenario1555フランク・リュウ料理長は、上海で有名な淮揚料理の達人の指導の元研鑽を積み、中国料理グランプリ金賞や、グローバル・グルメ料理・コンペティション優秀シェフ賞など、数々の賞を受賞してきました。伝統的な味と、現代の技術を融合した上海スタイルの料理が特徴で、特に冷製料理において定評があります。

【ハイアット セントリック 上海中山公園】

上海の中心に位置し、観光名所へのアクセスが便利な中山公園に隣接するホテルです。英国風の庭園と中国の庭園芸術が調和した中山公園は、自然愛好家に最適。愚園路の散策や、ライトアップされた外灘の高層ビル群の眺めを楽しめます。262室(スイート11室を含む)の客室は、広々とした空間で快適に過ごせ、街の活気や公園の静寂を楽しめます。屋外プールや24時間営業のフィットネスセンターも完備しています。

【Scenario 1555】

ビストロ風レストランで、上海や周辺の伝統料理と各国料理を提供。午後はドリンクと美食を、夜はカクテルとライブエンターテイメントを楽しめます。

■中国料理 翡翠宮 (ヒスイキュウ)

「医食同源」の料理哲学が活かされた中国宮廷料理の伝統を継承した北京・上海料理
悠久の歴史を感じさせるスタイリッシュな空間

店内は、漢詩や悠久の歴史を感じさせるアートワークなど伝統を感じながらもモダンでスタイリッシュ。最大30名様までご利用いただける全7室の個室をご用意しております。ご会食はもちろん、お祝い、ご結納、ご法事など、お客様の人数や目的に合わせてご利用いただけます。

スパイスや香りを活かした北京・上海料理の数々

中国宮廷料理の伝統を受け継ぐ北京・上海料理の逸品をご提供しております。素材の持ち味を生かしながらも、料理の幅を広げるさまざまなスパイスや香りを駆使し、最高の一皿を創りあげます。おすすめはホテル開業以来受け継がれてきた、さまざまなスープで仕上げる煮込み料理や麺類。蒸したての点心が楽しめる飲茶セットも人気のメニューです。

営業時間

ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00)
ディナー 17:30~22:00(L.O. 21:00)
定休日 毎週火曜日

座席
ホール 80席
個室 80席

■料理長のご紹介

料理長
松本 真也 (まつもと しんや)

1991年 センチュリーハイアット東京(現ハイアット リージェンシー 東京)入社。翡翠宮一筋30年。中国料理の道に進むきっかけとなった専門学校時代の講師 前総料理長 永沼勝之の下で腕を振るい、2022年4月に中国料理長就任。

得意料理は海産物を使った煮込み料理をはじめとする上海料理。“伝統と革新” を一皿一皿に織り交ぜ、初来店の方には、翡翠宮が開業以来磨き上げてきた “伝統” を、再来店の方には驚きと発見を通じて “革新” を感じていただきたい。

■ハイアット リージェンシー 東京について

ハイアット リージェンシー 東京は、世界 78ヶ国でホテルを展開するハイアット ホテルズ アンド リゾーツの日本初のホテルとして1980年9月15日に開業しました。新宿駅西口から徒歩9分、東京都庁に隣接し、緑豊かな新宿中央公園に面した好立地で、ビジネス、ショッピング、エンターテインメントで賑わう新宿の中心エリアに位置しています。

ロビー階から 8 階までの吹き抜けのアトリウムロビーには 、11 万5千個のスワロフスキー®・クリスタルを使用した3基のシャンデリアが設置されており、華やかで エレガントな光を放つホテルのシンボルとなっています。改装後全712室となる客室は、温もり、質感や 品質、機能性を重視し、和モダンのコンセプトを体現します。

ホテルの施設には、リージェンシークラブラウンジ、フィットネスセンター、5つのレストランとバー、そしてさまざまなシーンに対応する大小18の宴会場を備えており、お客さま一人ひとりにご満足いただける寛ぎのひとときをお約束します。伝統に根ざした親しみやすいサービス、そしてゲストの快適さを大切にしながら、革新を続けています。

ホームページ:https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-regency-tokyo/tyoty
Instagram:https://www.instagram.com/hyattregencytokyo/
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