東京汐留ビルディング内に所在する、ヒルトングループのラグジュアリーブランドであるコンラッド東京。1F入口の門をくぐると象徴的な赤のアート作品が出迎えてくれます。
都営大江戸線・ゆりかもめ線 汐留駅 徒歩1分、銀座から徒歩圏内で、東京湾や浜離宮恩賜庭園を一望する絶景が魅力のラグジュアリーホテルです。
直通エレベーターでフロントロビーがある28階に到着すると、天井が高く日本の現代アートを配した広々とした空間が広がっています。洗練されたサービスと、都内最大級の広さを誇る客室やインスピレーション溢れるダイニングは、非日常感を演出しています。
フロントロビー階に位置し、東京湾の絶景を望むスタイリッシュで開放的なバー&ラウンジ「トゥエンティエイト」。昼は打ち合わせなどに、夜はバンドのライブ演奏などに身を委ねながら極上な時間が過ごせるバーとして、多目的に利用できます。
バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」では、国産の牡蠣を様々なスタイルで楽しめるアラカルトメニューが9月1日(日)~11月30日(土)夕方以降提供されることを聞きつけ、夜のバータイムに同地を訪問しました。
高い天井・大きな窓で28階からの眺望が最高に上質な見晴らしの良い窓際の席を用意していただきました。
■バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」オイスターメニュー
目玉は「トゥエンティエイト」に初登場の生牡蠣。ポン酢ゼリー、レモン、エシャロットドレッシングの3種のコンディメントとともに提供されました。その他、チョリソーをアクセントに加えたグラタンを牡蠣殻の器で届けられた「オイスターグラタン」や、ボイルした牡蠣と東京野菜をトッピングした「牡蠣と東京野菜のミニラーメン」、マスタードやケッパーでスパイスを効かせた和牛のビーフタルタルと牡蠣を合わせた「ビーフタルタルと牡蠣のポーチ」など、牡蠣の濃厚な風味が凝縮した計6種のオイスター料理を体験しました。
・蠣のポーチと雑穀米のサラダ
Poached Oysters and Cereal Rice Salad
林檎のドレッシングと林檎のジュレをかけて作られた見た目鮮やかな牡蠣料理です。フルーツと牡蠣をマリアージュさせることをコンセプトとして作られた作品です。
ポーチは、沸騰しない程度の温度の湯で加熱する調理法で牡蠣が適温適切に調理されており、牡蠣が持つ美味しさを最大限に引き上げています。牡蠣の下に敷かれている雑穀米のサラダがシャキシャキした食感でアペタイザー(アペリティフ)として食欲が存分に刺激されました。
・国産生牡蠣(3個)
Japanese Raw Oysters (3 pieces)
今回、目玉として生牡蠣が「トゥエンティエイト」に初登場しました。牡蠣は日により産地が異なりますが3種の牡蠣が提供されました。産地は「岩手県」「大分県」「兵庫県」。岩手は、三陸のリアス式海岸沿岸で牡蠣の養殖が盛んなお土地柄です。牡蠣全体の生産量では広島県が一位ですが、生食用牡蠣の生産量は宮城県が第一位となっており、量だけではなく、質の面でも三陸産の牡蠣は国内最高水準を誇ります。
左から「岩手県」「大分県」「兵庫県」の牡蠣
海域はミネラル分がたっぷりなため、大振りの牡蠣は、乳白色で丸みを帯びたフォルムが美しく、濃厚でクリーミーな味を堪能しました。「大分県」「兵庫県」の牡蠣はやや小ぶりですが、大分は近年ブランド牡蠣「大入島オイスター」「ひがた美人」が注目されています。
コンディメントとして「ポン酢ゼリー」「レモン」「エシャロットドレッシング」の三種が用意され、秋の味覚として異なったフレーバーで新鮮な生牡蠣を味わえました。シンプルにレモンをつけた後、ポン酢ゼリーで爽やかにいただくのも一興。
・オイスターグラタン
Oyster Gratins
定番人気メニューである牡蠣のグラタンをオーダーしました。
ホワイトソースとチーズを使い、オーブンで表面に焦げ目がつくほど、じっくりと焼き上げられていました。ホワイトソースとオイスターのマリアージュ感が絶妙なトロミがあるプロの味に仕上がっていました。
・牡蠣と秋茄子のグリル
Grilled Oysters and Autumn Eggplant
牡蠣と秋茄子のグリルは温かいお料理です。ソースに黒ニンニクと味噌を使用し、和テイストに仕上げたグリルで。ソースは味噌を使用していますので、比較的濃厚な味が楽しめます。
牡蠣と秋茄子のコンビネーションが秀逸しており、秋茄子と牡蠣の食感・風味・組み合わせのよさが光った作品でした。
・牡蠣と東京野菜のミニラーメン
Mini Ramen Noodles with Oysters and Tokyo Vegetables
牡蠣と生ハムをのせたミニラーメンは、温かいグリーンラーメンスープをかけていただきまます。牡蠣と東京野菜のミニラーメンは外国のお客様に大変好評です。
ラーメンのスープは、帆立の出汁をベースとしたもので、ホウレンソウのピューレを入れています。ユニークなところでは、江戸時代から愛される東京産の「おかひじき」が麺の上に敷かれていました。おかひじきは、草姿が海藻のひじきに似ていることから、「陸のひじき」という意味でその名がつけられたカリウム、カルシウム、食物繊維、βカロテン、鉄分などが豊富な栄養抜群な野菜です。
牡蠣・生ハム・おかひじきが極上のスープと絡み合い、珠玉の一杯に仕上げられていました。コンラッド東京では今後新たなラーメンの提供を予定しています。
・ビーフタルタルと牡蠣のポーチ
Beef Tartar and Poached Oysters
和牛と牡蠣をマリアージュさせたお料理です。上にキャビアが載せられている贅沢な作品です。味つけはマスタードベースとなっており、キャビアの塩気がちょうど良い具合に効いていました。
和牛のもっちり感と土台のサックリ感の相性が抜群!和牛は、キメが細かく艶があり綺麗なサシが入った肉質で脂の甘味と濃厚な肉の味わいを楽しむことができました。サクッとしたベースは和牛の旨味を存分に引き上げてくれ、キャビアと牡蠣の塩気が格別です。
■DRINK SELECTION:
コンラッド東京のバー&ラウンジ「トゥエンティエイト」は天井高約8メートルの開放的な至高のラウンジ。
昼間はふんだんに光が差し込み浜離宮恩賜庭園、東京湾、レインボーブリッジなどのすばらしい眺望が楽しめますが真骨頂は、夜のバータイム。ライブ演奏に身を委ねながら極上の時間を堪能できます。漆黒の中に浮かぶ都会の景色が魅力でした。
バータイムには、トゥエンティエイトの熟練したバーテンダーがカクテルなどを用意。提供ドリンクのラインナップが大変豊富です。
●シャンパーニュ
CHAMPAGNE
・ジョアネス リオテ エ フィス
ブリュット レゼルヴ
N.V. Joannès Lioté et Fils Brut Réserve
ジョアネス・リオテは、RM(レコルタン・マニピュラン)としては歴史が長く、1929年より瓶詰めを開始した歴史ある生産者です。きめ細やかな泡立ちと豊潤な香り、綺麗な酸と膨らみがあるシャンパーニュ「ジョアネス リオテ エ フィス ブリュット レゼルヴ」をまずはじめにオーダーしました。口に含むと、生き生きとしたフレッシュさが現れ、次第に果実の風味が広がります。
●白ワイン
WHITE WINE
・千歳ワイナリー ケルナー 木村農園
北海道/日本
2021 Chitose Winery Kerner Kimura Vineyard,
Hokkaido/Japan
木村農園産の樹齢およそ25~35年のケルナーを使ったやや辛口の白ワインです。青リンゴや洋ナシのような華やかなアロマ、北海道らしい爽やかな味わいが特徴的なとても美味しい白ワインでした。牡蠣料理ともよく合います。
千歳ワイナリーは余市町木村農園産のピノノワール、ケルナーを使ったワインを醸造しています。山梨の中央葡萄酒の醸造技術を導入した高品質ワインの可能性を追求しているワイナリーです。
●プレミアム ノンアルコールカクテル
PREMIUM NON ALCOHOLIC COCKTAIL
・ジントニック0%
Gin Tonic 0%
牡蠣料理に合う大人のモクテルとしてノンアルコールジンネマ、ライム、トニックウォーターを使用したプレミアム ノンアルコールカクテル「ジントニック0% 」をオーダーしました。カクテルの中でも人気のある「ジントニック」のノンアルコール版です。ライムの爽やかな香りとトニックウォーターのビターなテイストが大変心地よかったです。
●コンラッド・ポプテル
CONRAD POPTAIL
・ヴェリーベリー
Very Berry
2016年に初登場した、コンラッド東京自家製のカラフルなアイスキャンディと、シャンパーニュを合わせた「コンラッド・ポプテル」は大変ユニークなカクテル(モクテル)です。
スタッフに相談しコンラッド東京自家製のアイスキャンディは、ストロベリーとブルーベリーを使用した「ヴェリーベリー」(Very Berry)を選択。遊び心があり、フルーティーな風味が口いっぱいに広がりました。シャンパーニュをノンアルコールスパークリングワインに変更も可能です。
ストロベリーやブルーベリーとライチを組み合わせ、甘酸っぱく爽やかな香りが魅力的なポプテル。ポップなアイスキャンディーをローラン・ペリエのラ キュベにディップしたり、アイスキャンディーを溶かしてシャンパーニュカクテルにするなど、楽しみ方は自由自在。フレッシュでエレガントなひとときを演出してくれました。
●ウェルネスティー
WELLNESS TEA
・チルアウトウィズハーブ(フィールリラックス)
Chill Out with Herbs (Feel Relaxed)
Johann Tobias Ronnefeldt氏によって1823年に設立されましたドイツのロンネフェルト社のウェルネスティーを最後に注文しました。
ルイボスティーをベースとし、美と健康を考えてブレンドされた健康茶でほのかなオレンジとバニラの香りが特徴的で気持ちをリラックスさせてくれます。
昨年、創立200周年を迎えたドイツの最高級品質・紅茶メーカーだけあって品質の高さは折り紙つき。フィールリラックスは、ハーブティーの中では一番人気のティーとなっています。ノンカフェインなので時間を選ばず大変飲みやすかったです。
給仕していただいたバースタッフのホスピタリティが素晴らしいくタイミング良く飲み物を聞いて下さるなど、良く見ていてくださっていることがわかります。
バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」の生演奏(歌付き)もとても素敵で、久しぶりにゆったりとした時間を心地よく過ごさせてもらいました。プライスはお手頃では無いかもしれませんが、価値は確実にお値段以上です。
■バー&ラウンジ「トゥエンティエイト」
東京湾の絶景を望むスタイリッシュで開放的なバー&ラウンジ
ロビー階に位置するバー&ラウンジ。昼はお打ち合わせなどに、夜はバンドのライブ演奏に身を委ねながら上質な時間を堪能できるバーとして、多目的にご利用いただけます。
もう一つの魅力はオリジナルの「アフタヌーンティー」。地上28階からの東京湾のパノラマとともに午後の優雅なひとときをお過ごしいただけます。
営業時間:
ティータイム: 10:30~17:00 ※お食事のご提供は11:30から承ります
アフタヌーンティー:11:00~16:30
バータイム: 17:00~24:00(L.O. 23:30)※お食事のラストオーダーは22:00
場所:28F
席数:92席
備考:カバーチャージ(18:30以降)
ご宿泊のお客様およびレストランご利用のお客様:無料
その他のお客様:2,000円
■コンラッド東京
銀座からほど近い汐留に位置し、浜離宮恩賜庭園、レインボーブリッジ、東京湾のパノラマビューを見渡す、和のモダンデザインがコンセプトのコンラッド東京。スタンダードルームでも都内最大級の48㎡を誇る広々とした291の客室、活気溢れる4つのレストランとバー&ラウンジ、最新鋭の設備を備える大・中・小の宴会施設、スパ、プール、フィットネスが備わった、1400㎡の面積を有する「水月スパ&フィットネス」などの充実した施設を擁しています。
『ミシュランガイド東京』をはじめ、『コンデナスト・トラベラー“ゴールド・リスト”』や、『トリップ・アドバイザー“トップ25ホテルズ”』など国内外で常にトップの評価を獲得し続けています。