メトロポリタン歌劇場（MET）で指揮を務めていることで知られている指揮者ヤニック・ネゼ＝セガンが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートで初めてタクトを振ります。
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ヤニック・ネゼ＝セガンはメトロポリタン歌劇場の音楽監督であり、カナダ人指揮者としても初めて選出されました。
Foto: © Dieter Nagl für die Wiener Philharmoniker
ウィーン・フィルは、ネゼ＝セガンとの初共演を心待ちにしています。ダニエル・フロッシュアウアー会長は、「ヤニック・ネゼ＝セガンとの協働は2010年のザルツブルク・モーツァルト週間に始まりました。その後、ウィーンやザルツブルク、ツアーでの数々の演奏を通じ、緊密な芸術的パートナーシップが築かれました。特に2023年のサマー・ナイト・コンサートは忘れがたいハイライトとなりました。ネゼ＝セガンは私たちにとって最も重要な芸術的パートナーの一人です」とコメントしています。
2026年のニューイヤーコンサートでは、シュトラウス家の作品をはじめ、カール・ミヒャエル・ツィーラー、ヨーゼフ・ランナー、フランツ・フォン・スッペ、ハンス＝クリスティアン・ルンビィ、さらにジョセフィーヌ・ヴァインリッヒやフローレンス・プライスの作品を取り上げ、五つのニューイヤーコンサート初演作品を含む、多彩で活気あふれるプログラムが披露されます。
Program:
Part 1
1. Johann Strauß II, Overture to the operetta Indigo and the Forty Thieves (Indigo und die 40 Räuber)
2. Carl Michael Ziehrer, Danube Legends (Donausagen). Waltz, op. 446
3. Joseph Lanner, Malapou-Galoppe. op. 148, No. 1
4. Eduard Strauß, Brausteufelchen. Fast Polka, op. 154
5. Johann Strauß II, Quadrille from The Bat (Fledermaus-Quadrille). op. 363
6. Johann Strauß I, Carnival in Paris (Der Karneval in Paris). Galop, op. 100
Part 2
7. Franz von Suppè, Overture to the operetta The Beautiful Galatea (Die schöne Galathée)
8. Josephine Weinlich, Sirens Songs (Sirenen Lieder). Polka mazur, op. 13
9. Josef Strauß, Woman’s Dignity (Frauenwürde). Waltz, op. 277
10. Johann Strauß II, Diplomat’s Polka (Diplomaten-Polka). Polka française, op. 448
11. Florence Price, Rainbow Waltz
12. Hans Christian Lumbye, Copenhagen Steam Railway Galop (Københavns Jernbane-Damp-Galop)
13. Johann Strauß II, Roses from the South (Rosen aus dem Süden). Waltz, op. 388
14. Johann Strauß II, Egyptian March (Egyptischer Marsch). op. 335
15. Josef Strauß, Palms of Peace (Friedenspalmen). Waltz, op. 207
