東京バレエ団「眠れる森の美女」で永久メイが日本で初めて全幕作品に主演!


ロシアの名門マリインスキー・バレエ所属の永久メイがゲストダンサーとして東京バレエ団「眠れる森の美女」に出演することが決定!日本で初めての全幕主演となる。

妖精たちが守護する絢爛たる王国で、姫の誕生をめぐって繰り広げられる壮大なファンタジー


photo:Shoko Matsuhashi

2023年に創立60周年記念シリーズ第2弾として初演され絶賛を浴びた「眠れる森の美女」が、早くも来春の〈上野の森バレエホリデイ〉に登場します。

妖精たちが守護する王国に、皆から望まれ祝福されて誕生した、輝くばかりのオーロラ姫。しかし宴に呼ばれなかった悪の精カラボスの呪いを受け、姫と王国は長い眠りにつくことに……。100年後、姫の“洗礼の母”であるリラの精は姫にふさわしい王子デジレを彼女と出合わせ、目覚めた王国は栄光を取り戻します。

斎藤友佳理(東京バレエ団 団長)によるニュープロダクションは、このバレエの本質である「古典主義の端正さ」を歪めることなく、時空を超えるファンタジーの普遍的な精神を深めながら、壮大な美術とあいまって、圧倒的な絢爛豪華さを実現しました。そして、主役とリラの精をはじめとする妖精たち、キャラクテールから群舞に至る隅々まで高い水準を備えた演技が、古典バレエの最高峰と称賛される本作の真価を輝かせたのです。

マリインスキー・バレエの永久メイが、日本で初めて全幕作品に主演


photo:Shoko Matsuhashi

本公演では、2023年初演時に主演した沖香菜子、秋山瑛、金子仁美と、柄本弾、宮川新大、秋元康臣(ゲスト)のほか、マリインスキー・バレエに所属する永久メイがゲスト出演するのも大きな話題です。

永久メイはファースト・ソリストながら、19世紀に本作を初演した世界最高峰の同バレエ団で堂々主演を果たしており、彼女の日本国内における初めての全幕主演のステージには大きな注目が集まっています。また、「かぐや姫」の帝やベジャール「火の鳥」のタイトルロール、「ロミオとジュリエット」のロミオなどで注目を集めた大塚卓が、本公演で初めてデジレ王子役を踊ります。

バレエファンからファミリーまで楽しめる、華やかで感動的なステージが、ゴールデンウィークに皆さまをめくるめくファンタジーの世界へお連れします。


photo:Shoko Matsuhashi

■東京バレエ団「眠れる森の美女」
全3幕 プロローグ付

音楽:ピョートル・チャイコフスキー
台本:イワン・フセヴォロシスキー、マリウス・プティパ(シャルル・ペローの童話に基づく)
原振付:マリウス・プティパ
新演出・振付:斎藤友佳理
ステージング・アンド・プロダクション・コンセプト:ニコライ・フョードロフ
舞台美術:エレーナ・キンクルスカヤ
衣裳デザイン:ユーリア・ベルリャーエワ

「眠れる森の美女」全3幕 プロローグ付(東京公演)

4月24日(木) 18:30 オーロラ姫:永久メイ(ゲスト) デジレ王子:宮川 新大
4月25日(金) 18:30 オーロラ姫:秋山 瑛 デジレ王子:大塚 卓
4月26日(土) 12:30 オーロラ姫:沖 香菜子 デジレ王子:秋元 康臣(ゲスト)
4月26日(土) 18:30 オーロラ姫:金子 仁美 デジレ王子:柄本 弾
4月27日(日) 14:00 オーロラ姫:秋山 瑛 デジレ王子:大塚 卓
4月28日(月) 14:00 オーロラ姫:永久メイ(ゲスト) デジレ王子:宮川 新大
4月29日(火祝) 13:00 オーロラ姫:沖 香菜子 デジレ王子:秋元 康臣(ゲスト)

【会場】 東京文化会館 (上野)
【指揮】 ベンジャミン・ポープ
【演奏】 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
上演時間:約3時間(休憩2回含む)

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