冬の風物詩といえば、チャイコフスキーの珠玉の音楽にのせたバレエ「くるみ割り人形」。東京バレエ団では、斎藤友佳理の演出、振付により2019年に初演して大好評を得た本作を今年も上演される。
Photo:Kiyonori Hasegawa
クリスマス・イヴの夜、人形たちのふしぎな世界に迷い込んだ少女マーシャは、くるみ割りの王子に誘われて雪の国やお菓子の国を訪れます。雪の国で二人が雪片とたわむれるように舞う幻想的なダンス。
Photo:Koujiro Yoshikawa
クリスマスツリーの豪華なオーナメントが映えるお菓子の国の宴でくり広げられる各国のユニークで楽しいダンス。そしてラストのマーシャと王子の華麗でドラマティックなグラン・パ・ド・ドゥまで、このバレエは見どころに溢れています。
ふしぎの国を創造する舞台美術は〈クリスマスツリーの中に入り込んでしまった、マーシャの驚き〉というコンセプトを表現。その美しい夢と幻想の世界で、5組の主演キャストと、コール・ド・バレエの美を追求する東京バレエ団のダンサーたちが魅せるステージをどうぞお楽しみください。
Photo:Kiyonori Hasegawa
上演に向けて、現在リハーサル中の主役キャストによる出演者メッセージ動画が東京バレエ団オフィシャルYOUTUBEチャンネルに次々と投稿された。
①「くるみ割り人形」出演者メッセージ|秋山 瑛&宮川 新大
②「くるみ割り人形」出演者メッセージ|沖 香菜子&柄本 弾
③「くるみ割り人形」出演者メッセージ|足立 真里亜&大塚 卓
④「くるみ割り人形」出演者メッセージ|涌田 美紀&生方 隆之介
⑤「くるみ割り人形」出演者メッセージ|金子 仁美&池本 祥真
■東京バレエ団創立60周年記念シリーズ11
「くるみ割り人形」 全2幕
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
台本:マリウス・プティパ(E.T.A.ホフマンの童話に基づく)
改訂演出/振付:斎藤友佳理(レフ・イワーノフ及びワシーリー・ワイノーネンに基づく)
舞台美術:アンドレイ・ボイテンコ
装置・衣裳コンセプト:ニコライ・フョードロフ
12月12日(木)19:00
マーシャ:秋山 瑛
くるみ割り王子:宮川 新大
12月13日(金)19:00
マーシャ:沖 香菜子
くるみ割り王子:柄本 弾
12月14日(土)12:30
マーシャ:足立 真里亜
くるみ割り王子:大塚 卓
12月14日(土)17:30
マーシャ:涌田 美紀
くるみ割り王子:生方 隆之介
※2階〜4階席まで学校団体が入ります。一般販売は1階(S席)、及び5階(D、E席)のみになります。
12月15日(日)14:00
マーシャ:金子 仁美
くるみ割り王子:池本 祥真
指揮:フィリップ・エリス
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
上演時間:約2時間10分(休憩1回含む)
会場:東京文化会館(上野)
入場料金:S席 ¥14,500 A席 ¥12,000 B席 ¥9,000 C席 ¥7,000 D席 ¥5,000 E席¥3,000
https://www.nbs.or.jp/stages/2024/nutcracker/index.html
NBSチケットセンター
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03-3791-8888