世界中を魅了する人気沸騰中のテノール バンジャマン・ベルナイムの日本初コンサートが1月14日・1月19日の日程で東京で開催されることが決定した。
Photo: Curtis Brown / Met Opera
“豊かな声、情熱的な感性、詩的な音楽性”、世界を魅了する究極のテノール!
世界中が魅了される、パリ生まれのフランス人テノール、バンジャマン・ベルナイム。現在、スケジュールを押さえるのが最も難しいオペラ歌手のひとりは、間違いなくベルナイムだろう。
ミラノ・スカラ座、メトロポリタン・オペラ、パリ・オペラ座など、世界中の名だたるオペラハウスでひっぱりだこの彼は、純粋で明るいリリック・テノールの気品に満ちた声、繊細なニュアンスに富んだデリケートな表現力、優れた演技力、華のある舞台姿で、世界のオペラ・ファンを魅了している。
2020年には「OPER! Magazin」誌により“最高の男性オペラ歌手”に選ばれ、「ランメルモールのルチア」や「リゴレット」などのイタリア・オペラでも高い評価を得ているが、ベルナイムの真骨頂はフランス・オペラのレパートリー。「ロメオとジュリエット」、「ウェルテル」、「マノン」など、フランス・オペラの上演が近年増えているのも、ひとえにベルナイムの存在があってこそ。
パリ・オリンピック閉会式でも熱唱し、世界中の注目を集めているベルナイムは、今回がファン待望、日本における初の単独コンサート。まさに旬のテノールの魅力が存分に堪能できることだろう。
Photo: Curtis Brown / Met Opera
■バンジャマン・ベルナイム(テノール)PROFILE
Photo: Curtis Brown / Met Opera
パリ生まれ。パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリンタン・オペラなど欧米の歌劇場でロマンティックなテノールの演目で主演している。オペラと録音で高い評価を得ており、“パヴァロッティ以来の最も美しいテノール”(Süddeutsche Zeitung)、2020年には「OPER! Magazin」で最高の男性オペラ歌手にも選ばれた。 2023/24のシーズンは、チューリッヒ歌劇場での「ラ・ロンディネ」のデビュー、パリ・オペラ座での「ホフマン物語」、ミラノ・スカラ座での「ウェルテル」、メトロポリタン・オペラでの「ロメオとジュリエット」などに出演。
また、コンサートでもミラノ・スカラ座やウィーン国立歌劇場などで活 躍し、ザルツブルグ音楽祭にも出演した。ドイツ・グラモフォンの専属アーティストでもあり、アルバムを出している。2024年、オペラ・アワード(2024 International Opera Awards)で最優秀男性歌手に選ばれた。
公演概要:
〈NBS旬の名歌手シリーズ – Ⅺ〉
バンジャマン・ベルナイム テノール・コンサート
2024年
1月14日(火) 19:00 会場:東京文化会館
1月19日(日) 15:00 会場:サントリーホール
指揮:マルク・ルロワ゠カラタユー
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
入場料(税込) ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
S席:¥18,000 A席:¥16,000 B席:¥14,000 C席:¥12,000 D席:¥9,000
P席:¥6,000(1/19サントリーホールのみ) U25シート:¥3,000