◆公演日時・会場 date & venue
11月13日[水]19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
November 13, 2024, Wed 19:00 Tokyo Opera City (Concert Hall)
11月17日[日]15:00開演 Bunkamura オーチャードホール
November 17, 2024, Sun 15:00 Bunkamura Orchard Hall
11月19日[火]19:00開演 サントリーホール
November 19, 2024, Tue 19:00 Suntory Hall (Main Hall)
◆特設サイト
◆出演 cast
指揮:アンドレア・バッティストーニ(首席指揮者)
Conductor: Andrea Battistoni (Chief Conductor)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra
◆プログラム program
マーラー/交響曲第7番『夜の歌』
公演時間:約80分(休憩なし)
Mahler: Symphony No. 7 “Nachtmusik”
(duration: approx. 80 minutes, no intermission)
◆チケットについて
◆1回券料⾦(税込・全席指定)
定価 SS¥15,000・S¥10,000・A¥8,500・B¥7,000・C¥5,500
東京フィルフレンズ料金 S¥9,000・A¥7,650・B¥6,300・C¥4,950
◆チケット問合せ
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522(平⽇10時〜18時/⼟日祝休/発売⽇の⼟のみ10時〜16時営業)
東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/
◆関連記事
11月は首席指揮者アンドレア・バッティストーニが登壇し、マーラー「交響曲第7番『夜の歌』」に取り組む。マエストロと東京フィルのマーラーは、これまで第1番、第5番、そして第8番が取り上げられてきたが、オーケストラをフルに鳴らしきる統率力と、どんなに複雑な場面でも歌心を失わない構築力で、新鮮なマーラー演奏を実現してきた。第7番は特殊な存在で、スコアの複雑さは精緻を極め、冒頭の暗い夜の情感から終楽章の底抜けの明るさまでの変化など一筋縄ではいかない難曲だ。だからこそ、この曲を選んだことは、指揮者とオーケストラお互いの信頼の厚さと自信の表れでもあろう。新しいマーラー体験への期待が高まる。(文=林 昌英)
「長い暗闇の後に一筋の光が差し、解き放たれたティンパニが我々をフィナーレに導く」
「感動的な旋律、常軌を逸した色彩、エキサイティングなサウンドなど、この交響曲には多彩な魅力が詰まっています。私は第7番のカウベルの響きが大好きなのですが、その美しさは録音では伝わりきらないことも多く、ホールで聴いてこそ味わえるものです」
【ぶらあぼオンライン】初めて挑む「夜の歌」で描き出すバッティストーニのマーラー観
◆出演者について
アンドレア・バッティストーニ Andrea Battistoni, chief conductor of the Tokyo Phil
1987年ヴェローナ生まれ。国際的に頭角を現している同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者、2016年10月東京フィル首席指揮者に任命された。
『ナブッコ』『リゴレット』『蝶々夫人』(二期会)、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほか、ローマ三部作、『展覧会の絵』『春の祭典』等数多くの管弦楽プログラムで東京フィルを指揮。東京フィルとのコンサート形式オペラ『トゥーランドット』(2015)、『イリス(あやめ)』(2016)、『メフィストーフェレ』(2018)で批評家、聴衆の双方から音楽界を牽引するスターとしての評価を得た。同コンビで日本コロムビア株式会社よりCDのリリースを継続している。
スカラ座、フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ドレスデン州立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラ、アレーナ・ディ・ヴェローナ、マリインスキー劇場、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル等世界の主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。2017年には初の著書『マエストロ・バッティストーニの ぼくたちのクラシック音楽』(音楽之友社)を刊行。
2021年、東京フィルとの録音『ドヴォルザーク新世界&伊福部作品』欧米盤が欧州の権威ある賞の一つ「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)を受賞した。
Website https://www.andreabattistoni.it/
Facebook https://www.facebook.com/maestrobattistoni
東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。
Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティ コンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」「ハートフルコンサート」「ニューイヤーコンサート」「第九特別演奏会」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『クラシックTV』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』『いないいないばあっ!』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い』などのドキュメンタリー番組で取り上げられ、2024年にはNHK『突撃!カネオくん』などのバラエティ番組でも取り上げられた。
1989年にBunkamuraオーチャードホールとプロのオーケストラとして日本で初めてフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
海外公演も積極的に行い、2014年3月には創立100周年記念事業としてアジア・欧米6か国を巡るワールド・ツアーを開催。2015年12月に日韓国交正常化50周年を記念してチョン・ミョンフン指揮のもとソウルと東京の2都市で「日韓友情『歓喜の第九』」演奏会を、2017年12月には上海における日中国交正常化45周年記念演奏会、2024年5月にチョン・ミョンフン指揮のもと韓国3都市4公演でのツアーを行い国内外の注目を集めた。
昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また三善晃管弦楽作品シリーズ「音楽の未来遺産」3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)(指揮:アンドレア・バッティストーニ)、2022年「第20回三菱UFJ信託音楽賞 奨励賞」(指揮:チョン・ミョンフン/2022年10月定期演奏会におけるヴェルディ歌劇『ファルスタッフ』演奏会形式上演)などを受賞している。
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