【会見】シュツットガルト・バレエ団、6年ぶりにフルカンパニーで『椿姫』『オネーギン』を披露!


ドイツの名門シュツットガルト・バレエ団がフルカンパニーで2024年11月2日(土)より、日本公演を行う。過日、東京都内で記者会見が行われた。

約6年ぶりに行われる2024年11月の日本公演では、ジョン・クランコ振付・演出による「オネーギン」とジョン・ノイマイヤーが振付けた「椿姫」が上演される。

会見には、タマシュ・デートリッヒ芸術監督、日本公演に出演する4名のプリンシパル・ダンサー、フリーデマン・フォーゲル、エリサ・バデネス、マッケンジー・ブラウン、ガブリエル・フィゲレドの計5名が登壇。

芸術監督のタマシュ・デートリッヒは、「約6年ぶりにフルカンパニーでの来日とても嬉しく思っています。また今回、『椿姫』の振付家であるジョン・ノイマイヤーも共に来日し、演出などを手伝ってくれるという話になっていますので、我々も非常に楽しみにしています」と笑顔で語った。


タマシュ・デートリッヒ芸術監督

今シーズンからプリンシパルとして踊り始めたブラウンは、「皆さん、こんにちは。今から非常にワクワクしています。両作品ともにバレエ団にとって特別な作品ですが、それを東京文化会館で踊れるのは特別なことで胸が一杯です。尊敬すべき素晴らしいダンサーたちと一緒に踊ることができて、とても光栄です。バレエ団の一員として成長できるよう、日々貪欲に挑戦します」と抱負を語った。


マッケンジー・ブラウン

フィゲレドは「自分を信頼してプリンシパルに任命してくれたことはとても光栄です。更に努力したいという気持ちに溢れています。11月にフルカンパニーで、素晴らしいアーティストたちと一緒に来日できることをとても楽しみにしています」と気持ちを込めた。


ガブリエル・フィゲレド

カンパニーの顔とも言えるフォーゲルは「いつも日本での公演をとても楽しみにしています。日本の観客の皆様は知識が豊富。作品・背景をよく理解していますので、踊り手として大きな手応えを感じます。多くのバレエ団が来日するので観客の皆さんの目は非常に肥えていますね。バレエ文化を理解し大切に扱っている日本は、バレエ界にとってかけがえのない国だと思います」と溢れんばかりの日本愛を示した。


フリーデマン・フォーゲル

バデネスは「今回ツアーで行けることをとてもワクワクしています!カンパニー全員で来日できること非常に楽しみにしています。シュツットガルト・バレエ団ならではのふたつの美しいレパートリーがあります。どちらのバレエも、大いに楽しんでいただけると思います」と笑顔でアピールした。


エリサ・バデネス

バデネスは続けて「日本の観客の皆さまの感性とても豊かです。皆さんバレエや作品、ダンサーのことをよくご存じですので、ここ数年素晴らしい関係を築けていると思います。日本は、私にとってはセカンドホーム、第二の故郷のような特別な国です、私を知ってくださっている方が非常に多いので、楽しみに踊らせていただいております。」とフルカンパニーでの来日を心待ちにしていた。

記者会見は終始和やかな雰囲気で進行し、シュットガルトバレエ団の意志を受け継ぐ2作品が披露される来日公演への期待が大いに高まった。

■公演情報
シュツットガルト・バレエ団 2024 年日本公演

『オネーギン』全3幕
2024年11月2日(土)~11月4日(月祝)
上演時間:2時間15分(休憩2回含む)

『椿姫』プロローグ付全3幕
2024年11月8日(金)~10日(日)

上演時間:2時間55分(休憩2回含む)
会場:東京文化会館(上野)
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
入場料(税込)
S=¥26,000 A=\22,000 B=\18,000 C=\15,000 D=\12,000 E=\9,000
※未就学児童のご入場はお断りします

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