新国立劇場バレエ団「眠りの森の美女」公演レポート、木村優里の気品溢れるバレエに感動!

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吉田都芸術監督率いる新国立劇場バレエ団「眠れる森の美女」2020/2021シーズン公演が、2月20日~2月24日に新国立劇場オペラパレスで上演された。

チャイコフスキー作曲のバレエ「眠れる森の美女」は、1890年1月15日ロシア・サンクトベルクのマリインスキー劇場で世界初演された。2021年の今年はチャイコフスキー生誕180周年に当る記念すべき年となります。

チャイコフスキーにとって、「眠れる森の美女」は「白鳥の湖」に続く2作目の作品。1997年10月新国立劇場バレエ団旗揚げを飾ったは「眠りの森の美女」で、同作品は記念碑的作品。

新国立劇場版「眠りの森の美女」はクラシックバレエの優美さと現代的なセンスが融合したウエイン・イーグリングの振付で2月21日(日)の公演を鑑賞した。

オーロラ姫は木村優里、デジレ王子は奥村康祐が務めた。オーロラ姫役の木村優里のバレエは、優美さと可愛らしさが兼ね備えられた格調高いもの。第三幕宮殿での結婚式の場面は、大階段を降りてきたオーロラ姫と王子が愛を誓い幸福感あふれる踊りを披露する場面は美しく見ごたえがあった。

デジレ王子役の奥村康祐は、持ち前の端正なルックスと王子らしい演技と踊りで観客のハートを射止めていた。

イーグリングの演出では悪の精カラボスがトウシューズを履いた女性ダンサーによって演じられる。カラボス役を務めた寺田亜沙子は、舞踏会に招待されなかった怒りで舞台を支配する空気感と演技が白眉。新国立バレエ団「眠りの森の美女」公演の最大の見せ場のひとつとなっていたのは、見事だった。善の精霊リラの演技と対比させて観ると面白い。

ソリスト陣と共に高く評価されているコールドバレエ、舞台装置、衣装は豪華絢爛。見る者の目を奪うほどのまばゆさで溢れていた。

コロナ禍の中での素晴らしきバレエ公演。終演後、客席から大きな拍手が沸き起こり、舞台と観客が一体となるような特別な高揚感をもたらされた。

新国立劇場バレエ団は5月1日(土)から5月8日(土)までコッペリア公演を上演する。『コッペリア』は、ローラン・プティが画期的な演出と振付で創作したフランスの名作バレエで、ダンサーたちの新たな魅力を発見したい。

新国立劇場バレエ団「コッペリア」公演
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/copellia/

2020/2021シーズン『コッペリア』主役キャスト
https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-dance/news/detail/77_019462.html

新国立劇場提供:鹿摩隆司撮影

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