乃木坂46、14周年の現在地と未来を刻んだ東京ドーム公演!新キャプテン菅原咲月へ託された希望

東京ドームで開催された乃木坂46『14th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY2。グループ14周年を祝うこの日は、過去・現在・未来が交差するメモリアルな一夜となった。5万人のファンが見守る中、キャプテン梅澤美波から次期キャプテン・菅原咲月へのバトン継承も行われ、乃木坂46の新たな歴史が刻まれた。

「制服のマネキン」で開幕! 5万人が熱狂した14周年の始まり

開演前、東京ドームの会場ロゴカラーにちなみ、ターコイズブルーのサイリウムカラーを持つ冨里奈央と中西アルノが影アナウンスを担当。2人の自然体なやり取りが場内を和ませたのち、オープニング映像を経てライブは「制服のマネキン」でスタートした。

真っ赤な衣装に身を包んだメンバーが登場すると、ドームの熱気は一気に最高潮へ。センターに立った遠藤さくらを筆頭に、鋭さと気迫を感じさせるパフォーマンスで、14周年ライブの幕開けにふさわしい景色を作り上げた。

梅澤は「今日は乃木坂46、14歳のバースデーパーティ! みんな一緒に踊って一緒に歌おう!」と呼びかけ、「チャンスは平等」「夏のFree & Easy」「スカイダイビング」「太陽ノック」とアップチューンを立て続けに披露。トロッコや2階建ての移動車を使いながら広い東京ドームを駆け巡り、観客との距離を縮めていく。

遠藤はMCで「2日目も皆さんへの感謝とグループへのリスペクトを込めてパフォーマンスを届けたい」と語り、梅澤も「みんなをさらに虜にしちゃいたいと思うので、期待していてください!」と力強く宣言。会場のボルテージはさらに高まっていった。

「ダンス」「歌声」「かわいさ」――乃木坂46の魅力を凝縮

この日のライブは、加入2年目となる6期生がストーリーテラー役を担い、「ダンス」「歌声」「かわいさ」「ファン」という4つのテーマで構成された。

圧巻のダンスパフォーマンス:

「乃木坂46とダンス」ブロックでは、「Wilderness world」「命は美しい」「Actually…」「インフルエンサー」をパフォーマンス。各楽曲に合わせた特別なダンス演出も加わり、グループの表現力を存分に見せつけた。

特に「Actually…」では、中西アルノの魂をぶつけるような歌声に5万人が熱狂。炎の特効が加わった「インフルエンサー」では、ラテンテイストの情熱的な空気が東京ドーム全体を包み込んだ。

繊細な歌声が響いた“歌声”ブロック:

続く「乃木坂46と歌声」では、メンバーたちの豊かなボーカル表現にフォーカス。「誰よりそばにいたい」では吉田綾乃クリスティー、柴田柚菜、筒井あやめ、五百城茉央、海邉朱莉が繊細なハーモニーを響かせ、「私のために 誰かのために」「Rewindあの日」「悲しみの忘れ方」でも、それぞれの歌声がドームにまっすぐ届いた。観客はペンライトを静かに揺らしながら、乃木坂46が持つ“歌”の魅力にじっくりと耳を傾けていた。

“リアル乃木恋ミュージカル”で会場を笑顔に:

空気を一変させたのは、「乃木坂46とかわいさ」ブロック。スマホゲーム『乃木恋』とリンクした“リアル乃木恋ミュージカル”形式で展開され、恋する高校生役の池田瑛紗を中心に、メンバーがコミカルな寸劇を繰り広げる。

「白米様」ではお米の被り物、「魚たちのLOVE SONG」では魚に扮するなど、乃木坂46らしいユーモア全開の演出で会場を沸かせた。「あらかじめ語られるロマンス」では大きなコールが巻き起こり、ファンとの一体感が会場を満たしていた。

「君の名は希望」がつないだ14年の歴史

ライブ後半では、乃木坂46の歴史を振り返る映像とナレーションを経て、「君の名は希望」を6期生から順に歌い継ぐ演出が披露される。

結成から約100人ものメンバーが加入し、現在35人となったグループ。すでに1期生と2期生はいないが、歌い継がれていくメロディと想いが、“今の乃木坂46”へ確かにつながっていることを感じさせた。

さらに「人は夢を二度見る」では、センターを務めた梅澤美波が観客を強く引き込む。かつてこの曲でダブルセンターを務め、卒業していった同期たちの存在も感じさせるようなパフォーマンスは、現在の乃木坂46が背負う“歴史”を象徴しているかのようだった。

本編終盤、梅澤は「色濃く残っている乃木坂46の歴史は、今の私たちの大きな武器」と語り、「過去の乃木坂46も大好きだし、今ここにいるみんなで作る乃木坂46も大好き」とコメント。そして「これからも乃木坂46の未来を作っていくことに、楽しさと希望をみんなで見出して頑張っていきたい」と力強く宣言した。

池田瑛紗も「バースデーライブは乃木坂46の過去と今と未来が交差する場所」と語り、「未来でも乃木坂46が誰かの希望であり続けられるように、今の私たちだからこそ伝えられるものを全力で届けたい」と真摯な思いを口にする。

本編ラストは、池田がセンターを務める最新曲「最後に階段を駆け上がったのはいつだ?」。未来へ向かう決意を感じさせるエモーショナルな締めくくりとなった。

菅原咲月、新キャプテン就任 梅澤美波から受け継がれたバトン

アンコールでは「指望遠鏡」「ダンケシェーン」「キャラバンは眠らない」を披露。そして会場を大きく揺らしたのは、梅澤からの“新キャプテン発表”だった。

「新キャプテンは、菅原咲月です!」

名前を呼ばれた瞬間、菅原の目には涙が浮かぶ。副キャプテンとして梅澤の隣で活動してきた日々を振り返りながら、「キャプテンが背負う責任の重さを感じてきた」と率直な不安を吐露。それでも、「私も乃木坂46が世界で一番大好きです。このグループを守っていく覚悟があります」と力強く語り、会場から大きな拍手が送られた。

そんな菅原に対し、梅澤は自身が秋元真夏からキャプテンを引き継いだ当時を振り返りながら、「近くにいる周りの人たちからの信頼を守り続けていけば、絶対みんな助けてくれる」と優しく言葉をかける。そして、「乃木坂46の未来を作ることも楽しいから。少しずつ頑張っていこう!」と、新キャプテンの背中を押した。

「乃木坂46の未来はまだまだ明るい」――東京ドームに響いた希望

ラストナンバー「乃木坂の詩」では、会場が紫色のペンライトで埋め尽くされる。歌い終えた梅澤は、「今の皆さんの歌でわかったと思うけど、みんな味方だから、大丈夫」と改めて菅原へメッセージを送り、「乃木坂46の未来はまだまだ明るいです。これからも乃木坂46についてきてください!」とファンへ呼びかけた。

14周年の祝福と、新体制への希望。その両方が詰まった東京ドームの夜は、乃木坂46の“これから”を強く感じさせるライブとなった。

(C)乃木坂46LLC

■乃木坂46『14th YEAR BIRTHDAY LIVE』DAY2
SETLIST

M01. 制服のマネキン
M02. チャンスは平等
M03. 夏のFree & Easy
M04. スカイダイビング
M05. 太陽ノック
M06. Wilderness world
M07. 命は美しい
M08. Actually…
M09. インフルエンサー
M10. 誰よりそばにいたい
M11. 私のために 誰かのために
M12. Rewindあの日
M13. 悲しみの忘れ方
M14.メドレー
ロマンスのスタート / 白米様 / 嫉妬の権利 / 魚たちのLOVE SONG / あらかじめ語られるロマンスM15. I see…
M16. 裸足でSummer
M17. 不道徳な夏
M18. 真夏日よ
M19. 君の名は希望
M20. 人は夢を二度見る
M21. ごめんねFingers crossed
M22. おひとりさま天国
M23. 最後に階段を駆け上がったのはいつだ?

ENCORE:

EN1. 指望遠鏡
EN2. ダンケシェーン
EN3. キャラバンは眠らない
EN4. 乃木坂の詩