XG、圧巻のステージでガルアワ2025AWを華やかに開幕！

2025年10月18日、幕張メッセで開催されたファッション＆音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2025 AUTUMN/WINTER」。そのアーティストステージのトップバッターとして登場したのは、世界を舞台に活躍する次世代ガールズグループ・XG（Xtraordinary Girls）。オープニングアクトとは思えないほどのスケール感と完成度で、イベントの幕開けを華やかに彩った。

オープニングを飾るのは華やかで挑発的な「GALA」

イベントの開幕とともにモニターに映し出された「XG」のロゴ。その瞬間、会場からは悲鳴に近い歓声が沸き上がる中、1曲目に披露されたのは、2024年のヒット曲「GALA」。ラグジュアリーな世界観と中毒性の高いビートで知られるこの楽曲は、ファッションと音楽の融合イベントであるGirlsAwardにぴったりの選曲。

重低音が響く中、堂々と登場したメンバーたちは、しなやかで鋭いダンスとスキルフルなラップで観客の視線を一気に奪う。特にリーダーのJURINは、猫耳をあしらった白ドレス姿で登場し、キュートとクールのギャップを大胆に演出。ガルアワならではのファッション性も見事に融合させたステージだった。

「TGIF」で解放されるガールズエネルギー

2曲目は、XGが持つ“Girls Power”を軽快に表現したナンバー「TGIF（Thank God It’s Friday）」。

この楽曲は、週末を待ちわびた若者たちのテンションをそのまま音にしたような一曲で、会場の空気も一気に明るく、弾けるようなムードに。

センターに立ったHINATAは、黒のジャケットにクラシカルなアクセサリーを合わせたスタイルで登場。大人びたエレガンスを漂わせつつ、歌詞の中に込められた自由と解放を体現するようなパフォーマンスで、観客を魅了した。

MCでは「GirlsAward初出演、そしてトップバッターということで、すごくワクワクしています」と笑顔で語り、さらに「実はこの衣装、ガルアワの雰囲気に合わせた新作なんです！」と紹介。音楽とファッションの融合というイベントのテーマに、XGらしく応えた。

ラストは「NEW DANCE」でスタイリッシュに締めくくる

ラストを飾ったのは、2025年夏にリリースされたばかりの最新シングル「NEW DANCE」。
トレンド感あふれるビートに乗せて、今のXGが体現する“進化系ガールクラッシュ”を表現するこの曲は、振り付けやフォーメーションも印象的。観客も手拍子や掛け声で応えるなど、イベント序盤にして会場の熱量は最高潮に。

曲中ではそれぞれのメンバーがソロで魅せるパートも用意されており、歌唱・ラップ・ダンスと三拍子揃ったXGの“全方向型エンタメ”の強さが浮き彫りに。短い出演時間ながら、そのパフォーマンスはまさに「濃密」の一言に尽きた。

ファッションショーの華やかさに負けないステージ力と、完璧に構築されたビジュアル、そしてメッセージ性のある音楽。XGがガルアワのトップバッターとして登場した意味は極めて大きく、その圧倒的な存在感は、イベント全体の空気を一気に引き締めた。

GirlsAwardという「ファッション×音楽」のステージにおいて、XGはまさに“次元の違うガールズグループ”として、その名を刻み込んだ。