AKB48 村山彩希 卒業コンサートが開催!柏木由紀・岡田奈々らがゲスト出演

●“シアターの女神”村山彩希 AKB48劇場への愛を体現した唯一無二の卒業コンサート!
村山「約14年間、楽しい青春をありがとうございました!」
柏木由紀・岡田奈々・同期の13期生メンバーがサプライズで登場!
“ゆうなぁもぎおん”も一夜限りで復活!

2011年にAKB48 第13期生として14歳でデビューして約14年間、AKB48劇場を誰よりも大切に活動を続けてきた“シアターの女神”こと村山彩希。

2017年にはチーム4のキャプテンに就任。同じく2017年には16期研究生公演「レッツゴー研究生!」公演、2024年には「今日は誰に恋をする?」公演をプロデュース。2020年には、史上初となるAKB48劇場公演出演回数1000回の記録を樹立し、その後も歴代最多記録を更新。今や出演回数1,300回超となり、AKB48劇場20年の歴史に名を刻みました。

2018年には51stシングル『ジャーバージャ』で選抜メンバーに初選出され、以来12回の選抜入り。昨年12月にリリースしたAKB48史上初のカバーアルバム『なんてったってAKB48』のリード曲『なんてったってアイドル』では、カップリング曲以外で初のセンターを務めました。

また、昨年7月に開催された「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」では2位に輝くなど、48グループ内でもトップレベルの歌唱力と表現力を併せ持ち、その圧倒的なパフォーマンス力と劇場公演にかける情熱で長年AKB48を支えてきた村山。そんな彼女の集大成となる卒業コンサートを、5月6日(火・振休)東京ガーデンシアターにて昼夜2部制で開催いたしました。

昼公演のタイトルは「劇場が教えてくれたもの」。「私がグループに残せるのは“AKB48劇場への愛”だと思うので、AKB48劇場の良さを伝えるセットリストにした」という村山渾身のプロデュース公演は、アンコールを含めた全48曲すべてが劇場公演曲!さらに、本編はMCなしの45曲ノンストップ披露というこだわりの演出で、ファンの度肝を抜きました。

オープニングを飾ったのは、昨年12月にAKB48劇場のリニューアルオープンとともに開幕した約9年ぶりの新公演「ここからだ」の楽曲であり、自身がセンターを務める『緞帳を上げてくれ!』!全メンバーによる円陣も組み込んだ迫力のダンスパフォーマンスで、会場のボルテージは早くも最高潮に!「メンバー一人ひとりをイメージして、チャレンジしてほしい曲や絶対に似合うと思う曲を当て込んだ」と語る本編では、1曲ごとに全員がセンターポジションに立ち、劇場公演の魅力だけでなく、メンバーそれぞれの個性を炸裂させたステージを繰り広げました。

本編最後は、峯岸チーム4時代・チーム4キャプテン時代に行っていた「手をつなぎながら」公演から『手をつなぎながら』を全員で披露。アンコールでは、倉野尾が「ぶっ続けでやってきましたが、彩希さんどういうことですか!?(笑)」と問いただすと、村山は「今はチーム制もないからこそ “もしこの子がこのチームでこの公演出てたらどんな感じなんだろう…?”と考えてたら、こうなってた(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメント。

そして「AKB48が20周年イヤーに突入しているということで、姉妹グループも含めた全劇場公演から掻い摘んできました!今日みなさんは“全公演”観ましたからね!」と強調。最後は『僕の太陽』を全員で熱唱し、村山らしい太陽のように輝く笑顔で締めくくりました。

そして迎えた夜公演。“シアターの女神”村山彩希の歴史を辿る夜公演のタイトルは、自身のキャッチフレーズである“真っ赤なゆいりんご”から名付けた「りんごの花が咲く頃に」。

『overture2.0』が開けると村山が1人でステージに登場。美しく舞うようなコンテンポラリーダンスで会場を釘付けにすると、カップリング曲で初のセンターを務めた楽曲『それでも彼女は』を村山が指名した“卒コン選抜”15名とともに披露!感情を爆発させたパフォーマンスで、会場を楽曲の世界観に一気に引き込みました。

ドラマチックな幕開けに続いて、自身の異名でもある楽曲『シアターの女神』や、アルバムリード曲のセンターを務めた『なんてったってアイドル』など思い入れの強い4曲を披露!

冒頭のMCで今の心境を聞かれた村山は「円陣してる時は泣いてたんですけど、びっくりするぐらい楽しすぎて…!これあっという間に終わっちゃうやつだ…。噛み締めていきたいと思います」と語りました。

ユニットパートでは、2015年に結成した派生ユニット「でんでんむChu!」の楽曲『カフカとでんでんむChu !』を弾ける笑顔でパフォーマンス!共にAKB48を支えてきた同期の岩立沙穂とは、2人の思い出を辿るように『あの頃のスニーカー』をしっとりと歌唱しました。

しんみりとしたムードから一転、激しいダンスアクトが始まると、NMB48キャプテンの小嶋花梨・元SKE48の斉藤真木子がサプライズで登場!キレのあるダンスアクトに続き、『野蛮な求愛』で会場を沸かせました。

続く『涙の表面張力』は、向井地美音、サプライズで登場したOGメンバーの岡田奈々・茂木 忍の4名でパフォーマンス!待望のYouTubeチャンネル「ゆうなぁもぎおん」メンバーの再集結に、ファンからは悲鳴のような歓声があがりました。

さらに、4名が揃って選抜入りした表題シングル曲『久しぶりのリップグロス』でたたみかけ、会場の熱気も一段と高まりました。サプライズはさらに続き、村山が“シアターの女神”を目指すきっかけになった“劇場の恩人”と語る4期生の中田ちさとがステージに登場。中田との思い出の劇場公演曲『夕陽を見ているか?』をデュエットし、優しい歌声で会場を包み込みました。

中盤のブロックは、題して「村山のもしもシリーズ」!ずっとチーム4所属だった村山が「もしも私が他のチームだったら?」と妄想する映像に続いて、チームA・K・Bの楽曲を3曲ずつパフォーマンスしました。チームK楽曲『RESET』では13期生9名が集結!

チームB楽曲『てもでもの涙』では、柏木由紀がサプライズで登場!村山の憧れの先輩であり、初代チームBメンバーでもある柏木とデュエットで、艶やかな歌声を響かせました。

チームBの代表曲『チームB推し』は、柏木と現役メンバー15名で披露し、歌詞にも登場する柏木のキャッチフレーズ「夢中にさせちゃうぞっ!」では一際大きな盛り上がりを見せました。

「村山のもしもシリーズ」に続き、自身が所属してきたチーム4楽曲のパフォーマンスへ。『猫アレルギー』では村山チーム4に所属していたOGメンバーの大西桃香が登場。2017年に村山がプロデュースした16期研究生公演「レッツゴー研究生!」にも選んだ楽曲『High school days』では、KLP48に移籍した黒須遥香・山根涼羽もクアラルンプールから駆けつけ、村山と16期生7名による溌剌としたパフォーマンスで魅了しました。

峯岸チーム4楽曲『純情フィロソフィー』『LOVE修行』では、峯岸みなみがサプライズ登場!懐かしの峯岸チーム4メンバー10名によるステージでファンの胸を熱くしました。登場から目を潤ませていた峯岸は「ちょっときついけど…来れてよかったー!おめでとうー!」と息を切らしながら祝福。「彩希ちゃんって控えめで主張しないタイプだったけど、こんな大きい会場でAKB48をしょって立つようなメンバーになるとは…」と感慨深げに語りました。

一方で「ずっと“みぃちゃんみたいなキャプテンになりたい”と言ってくれてたんですけど、最近ネットの記事で(村山が)“卒業したらいちタレントとして柏木由紀さんと共演したい”って言ってるのを見て(笑)ゆきりんに負けました!」と悔しがり、ファンの笑いを誘いました。

コンサートも終盤に差し掛かると、再び“卒コン選抜”によるパフォーマンスでラストスパート!『Beginner』『風は吹いている』などメッセージ性の強い5曲をメドレーで披露し、会場中が息を呑むほどの気迫溢れるダンスパフォーマンスで魅了しました。

本編最後のMCでは、諸橋沙夏さん(=LOVE)・OGメンバーの本田仁美(現SAY MY NAME)から寄せられたビデオメッセージが!小さい頃から村山の友人という諸橋さんからは「AKB48劇場で彩希ちゃんのパフォーマンスを見た時に衝撃が走って、今回ご卒業ということで私もすごく寂しいんですけど、これからの彩希ちゃんのご活躍を1ファンとして楽しみにしています!」と温かい言葉が贈られ、本田からも「彩希さんがいつも私の側にいてくださったからこそ、AKB48の在籍期間中すごく楽しかったです。卒業してこれからは先輩・後輩というよりも仲良しの親友でいてくれたら嬉しいです」と少し照れた笑顔でメッセージが届けられました。

村山が本編最後に選んだのは、AKB48史上最高難度のダンスナンバー『根も葉もRumor』。円陣で気合いを入れ、この曲でセンターを務めた岡田奈々・イントロでサプライズ登場した横山結衣とともに全身全霊を込めたパフォーマンスで締めくくりました。

アンコールでは、村山が歩んだ14年間を振り返る軌跡映像が流れ、48個のりんごのワッペンがついた赤と白のドレス姿で本人が登場。卒業スピーチでは、時折感極まって言葉に詰まりながらも、いつも通りの優しい笑顔でスタッフ・メンバー・家族・ファンへ愛情たっぷりのメッセージを届けました。メンバーには「“ステージは平等であって、ステージは楽しいんだよ“ってことを何か感じ取ってくれてたらと思います」と”シアターの女神”らしいエールを贈り、ファンには「ファンのみなさんが作ってくれるあの空間、あの劇場が好きなんだなって気づきました。あの劇場に立てなくなるのは本当に寂しいです。14年間、私を支えてくださって、応援してくださって、見つけてくれてありがとうございました」と心からの感謝を伝えました。

そして「秋元先生が私に書いてくださった卒業ソングは、“ゆいりー”という架空の憧れの存在がいて、その憧れている存在の卒業を歌った曲だよと教えてくれました。だから今日はAKB48の“ゆいりー”に感謝をしながら歌いたいと思います」と述べ、自身の愛称がタイトルとなった卒業曲『ゆいりー』を情感たっぷりに歌い上げました。会場が大きな感動に包まれる中、現役メンバーもステージに姿を現し『流れ星に何を願えばいいのだろう』『君が教えてくれた』を全員涙ながらに熱唱。最後は「アンコールは“星”をイメージ。星の中でも目立つ星・目立たない星があるけど、諦めなかったら輝く瞬間やそれを見つけてもらえるんだって後輩たちや自分にもエールを贈りたい」という想いで選んだ『少女たちよ』で会場を一つにし、最高の笑顔で大フィナーレ!村山は「約14年間、楽しい青春を本当に本当にありがとうございました!」と深々と一礼し、天蓋幕に包まれてステージを後にしました。

なお、村山彩希の卒業公演は6月15日(日)にAKB48劇場にて行う予定です。

●村山彩希 卒業スピーチ(抜粋)

本日は卒業コンサートとして、昼と夜公演やらせていただいて、本当に嬉しかったし、楽しかったです!卒業コンサートを作っていく上で、セットリストだったり演出だったり、今日はHuluさんで配信があったり、あとは振り付けの先生方だったりとか、たくさんのスタッフさんが動いてくださったから、今日この日があるんだなと改めて実感しています。本当にスタッフのみなさんありがとうございます。

そして…このドレス見てください!めちゃめちゃ可愛くないですか!?衣装さんはいつも私たちメンバーに愛情を注いでくれて、今日もこのキラキラをね、ギリギリまでつけてくれていたりとか。真ん中にリンゴのワッペンがあるんですけど、「48個あるんだよ」って教えてくれたりとか…。このドレスに限らず愛がこもった衣装があって、今までそれを着ていたから、私は約14年間アイドルになれていたんだなと思いました。衣装さん、本当にありがとうございます!

そして、メンバーのみんな。今日は昼と夜、私のわがままを詰め込んでしまって、それに嫌な顔ひとつせず付き合ってくれて本当にありがとう。私が「みんなに覚えさせるのは申し訳ない」って何回も言ったんですけど、「彩希さんが後悔のないようにやってください」とか「いや、むしろ覚えたいです」みたいな発言をいっぱいしてくれたおかげで、悔いのないセットリストができました。そんな優しい後輩がたくさんいたからこそ、私もAKB48にいて何かを残してあげたいと思えたんだと思います。本当にありがとう。今日の卒業コンサートのリハ中から、やっぱりメンバーと離れるのが寂しくて、空き時間で話したことだったりとか、レッスン中ふざけたこととか、何気ない当たり前の思い出が「懐かしいな」ってなってしまうのが本当に辛くて。だけど、私が今このタイミングで卒業することで残せることもあったんじゃないかなって思います。私が今までAKB48を先頭で引っ張ってきたわけじゃないけど、たくさんステージに立ってきて、後輩たちに残せるのかなって思うことは「ステージは平等であって、ステージは楽しいんだよ」ってことを何か感じ取ってくれてたらと思います。そして何より、ファンのみなさんの声があって、ファンのみなさんが作ってくれる空間があるからこそ、ライブができているんだよっていうことをこれからも忘れないでいてほしいです。

そして最後はファンのみなさんへ。いつどこで出会ったかはきっとバラバラだと思います。出会ってくれてありがとうございます。私は結構ネガティブだし、今日もちょっと大丈夫かなって思ってたんですけど、最後までこうして自信を持ってステージに立てたのは、ファンのみなさんが作ってくれる温かい空気があったからです。最初は本当にただ単に劇場のステージに立ちたくて劇場に出てたんだけど、気づけばファンのみなさんが作ってくれるあの空間、あの劇場が好きなんだなって気づきました。あの劇場に立てなくなるのは本当に寂しいです。

だけど、「私はこれからもまだまだ成長していきたい」と思わせてくれたのもファンのみなさんだし、まだまだいろんな光景を見ていきたいなと思っていますので。ちょっと不器用なゆいりーをこれからも支えてくれると嬉しいです。14年間、私を支えてくださって、応援してくださって、見つけてくれてありがとうございました。

●イベント概要
公演名: 〈昼の部〉
AKB48 20th Year 春コンサート2025村山彩希 卒業コンサート 〜劇場が教えてくれたもの〜

〈夜の部〉
AKB48 20th Year 春コンサート2025村山彩希 卒業コンサート 〜りんごの花が咲く頃に〜
日時: 2025年5月6日(火・振休)

〈昼の部〉開場12:30 / 開演13:30 〈夜の部〉開場17:30 / 開演18:30
会場: 東京ガーデンシアター[住所]〒135-0063 東京都江東区有明2丁目1−6

出演:
【AKB48 現役メンバー 43名】
正規メンバー(35名)
村山彩希・秋山由奈・新井彩永・岩立沙穂・太田有紀・大盛真歩・小栗有以・工藤華純・久保姫菜乃・倉野尾成美・坂川陽香・迫 由芽実・佐藤綺星・下尾みう・鈴木くるみ・髙橋彩音・田口愛佳・千葉恵里・徳永羚海・長友彩海・成田香姫奈・永野芹佳・橋本恵理子・橋本陽菜・平田侑希・福岡聖菜・布袋百椛・正鋳真優・水島美結・向井地美音・武藤小麟・八木愛月・山内瑞葵・山口結愛・山﨑 空

19期研究生(5名)
伊藤百花・奥本カイリ・川村結衣・白鳥沙怜・花田藍衣

20期研究生(3名)
大賀彩姫・近藤沙樹・丸山ひなた

【ゲスト】
※夜公演のみ

峯岸みなみ・柏木由紀・中田ちさと・岡田奈々・茂木 忍・梅田綾乃・大島涼花・岡田彩花・北澤早紀・篠崎彩奈・髙島祐利奈・横山結衣・大西桃香・小嶋花梨(NMB48)・斉藤真木子(元SKE48)・黒須遥香(KLP48)・山根涼羽(KLP48)