THE RAMPAGE・吉野北人、俳優の髙石あかり・宮世琉弥らが13日、都内で行われた映画『遺書、公開。』の完成披露舞台挨拶に登壇した。
本作は序列がもたらす人間の本性を描いた衝撃のドス黒エンタメミステリー。
新学期の春、私立灰嶺学園の2年D組に、生徒24人と担任教師をあわせた全員の明確な順位を記した「序列」が届けられる。犯人がわからないまま半年が過ぎたある日、誰もが羨む人気者だった序列1位の姫山椿が、校内で謎の死を遂げる。数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届いたことをきっかけに、彼らのドス黒い本性が次々とあぶりだされていくストーリー。
本作で主演を務める吉野は、「みんなと高め合いながらお芝居ができた。みんなの本気度が伝わってきてプレッシャーはあったけど、高め合いながらいい作品を作れた」と語った。中盤では「ロシアンマイクルーレット」が実施。1つだけ電源がオンになったマイクを選んだ吉野は「学生時代で一番恥ずかしかったこと」を暴露することに。「英語のテストが3点だった」と告白・脱落し、ステージから降壇する事態となった。
序列16位の千蔭清一を演じた宮世琉弥は「僕、英監督の作品が昔から大好きで、英さんを知ったきっかけが『ハンサム★スーツ』という映画なんですけど、小学生の頃に何百回も観ていて、まさか今回、ご一緒できると思っていなかったのですごく嬉しかったです」と喜んだ。
髙石は、昨年、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインに決定し注目を集めた俳優。第15回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞。2024年は、ドラマ『墜落JKと廃人教師 Lesson2』でヒロイン、映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ、』や『新米記者トロッ子 わたしがやらねば誰がやる!』、アニメ映画『きみの色』『私にふさわしいホテル』、『スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム』など多くの作品に出演。直近では、映画『ゴーストキラー』では単独初主演を果たすなど勢いを増している。
本舞台挨拶では2年D組の担任、そして生徒全員が撮影振りに再集結。撮影の裏側やキャストの本性をあぶり出した。舞台挨拶では登壇者全員が序列が書かれた仮面を持って登場。担任を務める忍成修吾が生徒一人ずつ点呼を撮っていくと、髙石は「ここにいるキャストの皆さんとお芝居のリレーのバトンをつないでいく感覚がある撮影期間でした。その熱意を是非受け取っていただければなと思います」と撮影を振り返った。
髙石は自身が演じた御門凛奈について「原作を読んでいて、素直に御門を演じたいと思っていたので、今回この役をいただいて本当に嬉しかったです」と感慨深げに語ると、役作りについては「とにかく毎日どれだけ姫山のことを思えるかをずっと考えていました。休み時間や撮影外でも姫山に触れる人がいると、自分の中で心がざわざわする感覚があって、どんどん姫山という人物が特別になっていきました。そういう部分を見ていただけたら嬉しいです」と熱く語った。これに対して、姫山椿を演じた堀は「嬉しいですね。愛してもらってたってことですもんね。ありがとうございます」と笑顔で応じた。
宮世琉弥と共演した感想を聞かれた吉野は「他にもいろんな作品を拝見していたので、今回初めての共演ということでものすごく嬉しかったですし、(宮世は)年は下なんですけど、お芝居だったり、佇まいだったり、学べる部分がいっぱいあったので、刺激的な毎日でした」と手ごたえを感じていた。
『遺書、公開。』は1月31日(金)より全国公開!
■作品概要
映画『遺書、公開。』
出演:吉野北人 宮世琉弥 志田彩良
松井奏(IMP.) 髙石あかり 堀未央奈 忍成修吾
上村海成 川島鈴遥 荒井啓志 松本大輝 星乃夢奈 榊原有那 藤堂日向 菊地姫奈 大峰ユリホ
阿佐辰美 兼光ほのか 日髙麻鈴 大東立樹 金野美穂 鈴川紗由 浅野竣哉 青島心 楽駆
原作:陽 東太郎「遺書、公開。」(ガンガンコミックス JOKER/スクウェア・エニックス刊)
監督:英勉 脚本:鈴木おさむ
企画製作:HI-AX
製作プロダクション:ダブ
配給:松竹
公開日表記:2025 年 1 月 31 日(金)全国公開
©️2024 映画「遺書、公開。」製作委員会
©️陽東太郎/SQUARE ENIX
【遺書、公開。 公式リンク】
・公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/ishokoukai-movie/
・公式X:https://x.com/ishokoukaimovie